フランス料理 レシピ 七面鳥の栗詰め(Dinde aux Marrons)
フランスのクリスマス料理の一つとして代表的なものが七面鳥を使ったオーブン料理。
クリスマス・イブに義理の母と作った七面鳥の栗詰めをレシピとしてご紹介します。
●材料 (6人分)
七面鳥 1羽
栗 1キロ
牛乳 200ml
エシャロット 2つ (なければ小さめの玉ねぎ2こ)
ベーコン細切り 100g
豚挽き肉(あらびき) 200g
卵 1こ
食パン 1枚
トリュフ 少々
●他に必要なもの
調理用の糸(たこ糸)と太い針。
●下ごしらえ
1.作り始める2−3時間ほど前に、ボウルに卵を割りほぐして、トリュフを削っておく(トリュフの香りを十分出すため)。
2.栗はゆでて皮も薄皮までむく。(この時点で700gくらいあれば十分)
3.ゆでた栗を200mlの牛乳でしばらく煮る。身が柔らかくなったら火から下ろす。(形が崩れないように)
4.3.で使った牛乳は別の容器にとり、食パンを付けてほぐしておく。
●作り方
1.エシャロットはみじん切りする。
2.フライパンにサラダ油を入れ、熱してきたら弱火にしてエシャロットをじっくり炒める。
3.2.にベーコンの細切り100g、豚肉の粗引き200gを入れてさらに火が通るまで炒める。
4.3.にある程度火が通ったら、下ごしらえ4.の食パンを加えて混ぜる。
5.4.に塩コショウをして味を調え、火から下ろす。
6.下ごしらえ3.の栗を10個ほど粗くつぶす。(またはフード・プロセッサで細かくする)
7.6.を5.に入れて混ぜる。
8.下ごしらえ1.のトリュフ入り卵をさらに7.と混ぜる。
9.七面鳥の内側に塩をすり込む。
10.8.を七面鳥の中に詰め、針と糸を使って七面鳥の首の部分とおしりの部分を縫って閉じる。縫う時は身が糸で切れないようになるべく奥に針を通しましょう。油で滑りやすいので気をつけて。
11.オーブンを165度に熱しておく。
12.七面鳥の体全体も糸で縛って締め、サラダ油少々を表面に塗る。
13.下ごしらえ3.の残りの栗を七面鳥の周りにおいて一緒にオーブン入れる。
14.2時間から2時間半かけて調理するが、時々七面鳥から出てくる油を表面に塗り、肉が乾かないようにする。
15.調理できたら、七面鳥をオーブンから取り出し、糸を外して、足や胴など食べやすい大きさに切り分ける。
こちらオーブンから出てきた、解体前の七面鳥。
ご覧の通りできあがり!!
やはり鳥一羽を丸焼きにするとご馳走感が盛り上がりますね。
お友達を呼んでパーティの時などにお勧めです。
トリュフが手に入らなければ無しでもできます。鳥を縫うところもちょっと手間ではありますが、きちんと締めることによって油や肉汁が出すぎるのを防ぐので、楽しみながら挑戦してみてください。
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