絶景のお城で優雅に!...シャトー・デ・アヴニエール
ロワール河のお城巡りの旅はとても有名ですが、
アヌシーの近くにも、いくつかお城があるのをご存知ですか。
今から110年前に建てられたシャトー・ホテルをご紹介します。
Cateau des Avenieres
シャトー・デ・ザヴニエール と発音します。
レマン湖に面したジュネーブの町と、アヌシー湖のあるアヌシーのちょうど中間辺りに
サレーヴ山(Mont Saleve)1375mがあります。
ジュネーブ(スイス)から国境を越えて、ハイキング、パラグライダ-、自転車とスポーツを楽しむためにたくさんの人がやってくる山で、展望台へケーブルカーで登ることもできます。
モンブランへ初めて登頂したソシュールが、登山への情熱に出会ったのは、15歳の時のサレーヴ山での経験からだそうです。
18世紀にサレーヴ・ブーム、流行になってたくさんの人が訪れる場所となり、
たくさんの画家がこの山の絵を描きました。
19世紀には、ワーグナーをはじめとして多くの有名人がやってきて、
1859年には山の麓にあるコロンジュ村Collongeで、ジョセッペ・ベルディが結婚式をあげたそうですよ。
その山の森の中にあるのがこのシャトー・デ・ザヴニエール。
1904年、静かにバカンスを過ごすために、アメリカからやってきた女性が、
この場所を気に入り、若くして亡くなった妹の思い出に、自分の夢のお城を建築。
その後、戦争や、経済大恐慌などがあり、持ち主が変わっていくのですが、
1994年から現在のオーナーの家族のものとなり、ホテル・レストランとして改装されました。
クルゼイユ町からの道をとって、約5,5km山の中を登って行くと、
突然、こんなふうにお城が現れます。お城からは、アヌシー湖が遠くにキラキラと輝いて見えます。
お城に入ると、すぐレセプションがあり、オーナーのマダム・オダン Mme ODINがにこやかに迎えてくれます。
クラシックなインテリアに明るい色が調和して、天井からの柔らかい光につつまれます。
1階にレストランが、大きなテラスに向かってあります。
シェフはマーク・ル・ルー、Marc le Roux
海に囲まれたブルターニュ生まれでも、今は山に囲まれたオートサボアで大好きだそうです。
お城の菜園の野菜を使った、オリジナルなお料理はHPから見て下さいね。
パティスリーのシェフは、セドリック・ペレ Cedric Perret
野に咲く花やハーブを使ったお菓子類はオリジナルでおいしそうです。
今年の4月からお昼スペシャルとして
特別オムレツメニューが始まりました。
おいしいふわふわオムレツとお城の菜園の野菜サラダと、おいしいデザート!
モン・サン・ミッシェルまで行かなくても、おいしいオムレツが食べられそうですよ。
詳しいお知らせはこちらからどうぞ。
http://www.chateau-des-avenieres.com/
ウェディングや家族との会食にいかがでしょうか。
きっと忘れられないすてきな時間が過ごせることと思います。
それではまた。
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