アッペンツェル産の干し肉 MOSTBRÖCKLI モストブルックリ
Mostbröckli(モストブルックリ)は、スパイスをたっぷり使った燻製の干し牛肉。
昔は発酵りんごジュース(Most)を使って風味をつけていたため、"Most"bröckliと名付けられたという説もあります。
アッペンツェル・インナーローデン、アッペンツェル・アウサーローデン、ザンクト・ガレンで生産される保存食で、一説によると1905年には人々に食されていたという記述があるそう。
塩漬け牛肉を燻製し、乾燥させたもので、薄く薄く切って食べるのが一般的。
店頭では、すでにスライスされた状態で販売されています。
スパイスの香りがほどよく、適度な薄さで、適度にしっとりしているので、とても食べやすいです。
脂肪分は約2〜3%なので軽めなのも嬉しいです。
これは、お手頃価格で有名なスーパーマーケットDenner(デナー)のもの。
(100gで6.45フラン)
デパートではもちろん、2大スーパーマーケットのCoop(コープ)やMigros(ミグロ)でも、もちろん手に入ります。
そのままお酒のおつまみとして、パンと一緒に、サンドイッチにして・・・などなど、お手軽に食べられる定番食品のひとつです。
我が家では、ホワイトアスパラガスを食べるとき必ず使います。
茹でたアスパラガスに、白ワインソースをかけ、小さく切ったMostbröckliをぱらぱら散らして出来上がり。
旅行中は、スーパーでMostbröckliと小さいパン(黒いパンがベター)、あとはミニトマトを買って簡単な食事にも。
塩分があるのと、水分が少ないので、バッグの中でも傷みにくくて重宝します。
ぜひ、お試しください!
筆者
スイス特派員
ヘス 順子
スイス東部のアッペンツェルに住んでいます。日本とスイスの橋渡しになるような仕事をし、それを深めていきたいです。
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