アッペンツェルの冬を暖めてくれるタイル貼り暖炉(Kachelofen・カヒェルオフェン)

公開日 : 2016年11月24日
最終更新 :

先日ご紹介した暖炉用の薪を暖炉にくべ、寒い冬を乗り切る準備が完了しました。

例年、11月は雪が降って寒くなる可能性があるので、だいたい10月末には薪を注文し、煙突掃除を頼み、暖炉を掃除しておきます。

我が家の暖炉、Kachelofen(カヒェルオフェン)Kachel=タイル、Ofen=オーブン、暖炉

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この暖炉はアッペンツェル限定のものではないのですが、この色、この形、この設置位置はアッペンツェルの古い家によくあったものだそう。

壁を隔てて右側に台所があり、そこから薪をくべて火を起こします。

台所から見たところ。

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左が暖房用で、奥がリビングルームにつながっています。

右がお湯を作るための暖炉で、奥行きが90cmくらい。

再び、リビングルーム側から。

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暖炉の前にベンチを置いて、座りながら背中やお尻をあたためて、あったかいお茶を飲むのも気持ちよさそう。

ドア(?)の中にはお鍋やポットを入れて保温もできます。

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ドライフルーツなんかも作れるみたいなので、今年の冬、挑戦してみます。

台所側から見た暖炉。

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先日、初めてピザを生地から作って焼いてみましたが、温度調節がむずかしく、課題はたくさん!

燃え上がる火を見るのも、灰の中に宝石のように残っている火を見るのも心が和みます。

寒くて暗いスイスの冬ですが、外が暗いからこそ、家の中の暖かさや灯りにほっこりします。

筆者

スイス特派員

ヘス 順子

スイス東部のアッペンツェルに住んでいます。日本とスイスの橋渡しになるような仕事をし、それを深めていきたいです。

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