盛大な花火で祝うアスタナの新年 ジェット・マローズとスネグーラチカの物語とともに乾杯☆(後編)
あらためまして、新年あけましておめでとうございます! ス ノービム ゴーダム!!
前編ではサンタやクリスマスツリーなど、カザフと日本の正月の違いについて書きまし
たので、後編は街中で打ち上げられる花火の魅力について紹介していきたいと思います。
さあいよいよ新年。市民が最も楽しみにしているのは大晦日から新年にかけて盛大に行
われる花火です。年末になると市内各所に臨時の花火売り屋が現れおおいに賑わいます。
花火はオフィシャルなものから個人であげるものまで様々ですが、法律や条例で縛られま
くる日本とは異なり、ここカザフスタンでは個人のものといっても侮ってはなりません。
事実日本ではちょっとした地方の花火大会で挙げられるレベルのものも手に入るのです。
今年は友人宅にお呼ばれされたので、カウントダウンの花火は窓から鑑賞することにな
りました。2014年最後の太陽がステップに広がるアスタナの地平線へと沈んでいきます。
日本とカザフの時差は3時間。ゲストの中には中国から来た方もいましたので、アスタナ
時間午後9時に日本の新年を祝ってもらい、10時に中国の新年を皆でお祝いしました。
それぞれがお正月らしいお国の一品を持参。私はちかくの日本食材店で売られていたゼ
リエース(わかりますか??)のメロン味をマリモようかん風にアレンジして紹介(笑
抹茶色(中央右)なので、茶道の神髄から除夜の鐘の意味まで日本文化を力説しました。
さてカウントダウン直前、嵐の前の静けさ。大きな橋では車から見物しようとする人も。
いよいよスタート!やはりメインはイシム川沿い。通称冷蔵庫ビルの横辺りが見所です。
これに呼応するかの様に、市内各地で次々と色とりどりの花火が打ち上げられてきます。
約3、4時間ほどの間、大小様々な花火が絶え間なく街を彩る風景はまさに新年の風物詩。
なんと目の前でも打ち上げられ!
光の一つが隣のマンションに直撃!?この時間帯に窓を開ける際は気をつけましょう笑
新市街はご覧のとおり。
通称バイテレク(ロケット)ビルの横からも宙へと発射!
以前紹介したレストラン「アスタナ・ミュージック・ハウス」でも七色の花火が舞います。
とはいうものの、やはりオフィシャルな花火の方が迫力があるので、ホテルを予約する
時にはアスタナ・オペラやイシム川(冷蔵庫ビル)方面が見える部屋を指定しましょう。
もちろんシャンパンの準備も忘れずに。
時には零下20℃を超す極寒のアスタナにおいて、ジェット・マローズやスネグーラチ
カの物語と共に、温かい部屋から豪華な冬の花火を楽しむ贅沢な一時はいかがですか?
普通のカウントダウンに飽きた旅慣れた貴方、シルクロードの国で過ごす新年をどうぞ☆
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