130の民族を抱えるカザフスタンが誇る「民族統一の日」を遊ぼう☆(前編)

公開日 : 2015年05月17日
最終更新 :

3月のナウルーズはまだまだ寒かったけれど5月からアスタナは最高の季節に入ります。

そんな季節の節目を現すかのように5月第一週は1日の民族統一の日、7日の祖国防衛

者の日、9日の戦勝記念日など日本のゴールデンウイークのように連休がつづくのです。

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4月半ばになると街中バナーがはためき、1日に向けたカウントダウンが始まります。と

いうことで130もの民族を抱えるカザフの「民族統一の日」イベントに行ってきました。

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この日はカザフにとってとても大切な日。ここアスタナでは市内30か所でイベントがひ

らかれました。中でもメイン会場となるのはピラミット型の「平和と調和の宮殿」の前。

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会場には色々な民族がブースを出しています。民族構成は多い順からカザフ、ロシア、ウ

クライナ、ドイツ、タタール、ウズベク、ベラルーシ、そしてウイグル人につづきます。

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カザフ人のブースでは長老たちが車座になる前で若者による踊りが披露されていました。

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長老が囲むテーブルにはカザフ人の心である「ベシュパルマック」という料理が見えます。

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ウズベク人のブースでは、着飾ったかわいい子供たちが家族と一緒に記念写真をパチリ☆

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聞きそびれましたがテントの色から創造すると、きっとカタール人の民族衣装...かな?

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やはりチャイナドレスは皆の目を引きますね。セクシーなスリットは、ルーツとなる満

州民族が騎馬民族だったからとのこと。馬に乗るために入れた切り込みだったそうです。

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柔らかくも美しい音色奏でる中国の音楽が広場を歩く人たちの耳を楽しませてくれます。

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メルヘンなドイツの衣装。グーテン・ターグと言うとかわいい笑顔を向けてくれました。

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普段街を歩くとロシア系、アジア系という違いしかわかりませんが、民族衣装を着ると

皆自分たちの民族に対するアイデンティティーを持っていることを再認識させられます。

それぞれが違いを受け入れ、うたい踊りながら祝日を祝う姿は本当に微笑ましいですね。

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ということで!盛り沢山な「民族統一の日」。後半は各ブースに飾られた小物の数々や

この日のメインイベントである各民族の踊りのショーなどについてご紹介していきます。

日本では中々感じられない民族の交差するシルクロードの祭典後半、乞うご期待あれ☆

https://tokuhain.arukikata.co.jp/astana/2015/05/post_70.html

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