エーゲ海クルーズの旅 パロス島

公開日 : 2008年10月29日
最終更新 :

 さて3つめの停泊地はパロス島。聖母被昇天祭が盛大な百門の教会(エカトンタピリアニ)で有名な島。ミコノスとサントリーニのフェリーの中継点で、ウィンドサーフィンのメッカとしても知られています。この日は風が強く波が高くて、クルーズ船もずいぶん揺れました。11AMの定刻より遅れて、昼過ぎにパロスに到着。船はパリキアという街に着きます。そこからゴールデンビーチに向かいました。

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 ゴールデンビーチではインストラクターと数人の生徒さんがウィンドサーフィンの特訓中。そのビーチ施設やスクールのオーナーであり、インストラクターのテオさんはフィロクセニア(外国人との交流が好きで温かくもてなす)の典型。ギリシア語を話すとますます大喜びで、デッキチェア、飲み物、お菓子などタダでサービスしてくれました。

 生徒のひとり、ステファノスさん(下の写真)は次回のオリンピックでメダルを狙っているそう。ギリシアはウィンドサーフィンの強豪国。04アテネオリンピックではカクラマナキス選手が金メダルを獲得しました。ステファノスさんはすごい美形&ナイスバディだったので、気付いたら写真を何枚も撮っておりました〜。

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 そしていろいろしてくれたテオさんの写真は撮り忘れていることに気付きました(ごめんなさい〜)。ステファノスさんもカクラマナキス選手(左下の写真の切手の人です)に続け!とばかりに猛特訓を積んでいて、ヨーロッパ選手権では上位に入ることも多いのだとか。ロンドンオリンピックに期待したいところです。93年に日本の柏崎で開かれた世界大会のポスターも飾ってありました。

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 ビーチでビールを飲んだり、お昼寝したりとのんびり過ごした後、テオさんのお母さんが経営されているタヴェルナへ。アメリカの雑誌などに紹介されることが多いとかで、なかなか美味しいお店でした。シーフードはもちろん、お母さんの味っぽいゲミスタ(トマトやピーマンなどにライスやハーブ、ひき肉などをつめたもの)が滋味溢れるいいお味でした。このあたり一帯、全て親戚のようで、テオさんの親戚、兄弟姉妹が経営しているバー、レストラン、ガソリンスタンドなどばかり。島ではよくあることらしいです。

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 その後、パロスの見所のひとつ、古い漁港のナウサに連れて行ってもらいました。漁港とはいえ、美しい景観の街。お洒落なバーがたくさんあり、どこも深夜過ぎから盛り上がってくるというかんじです。テオさんのお友達がマスター(どうみてもゲイっぽい方)のバーは波打ち際のスタイリッシュな店。パロスはミコノスに滞在している人々が遊びにくる島でもあり、世界中からのお客で賑わいを見せていました。夜遅くまでナウサの散策やバーなどで過ごし、クルーズ船までも送ってもらい、至れり尽くせり。お金もほとんど使わず…。フィロクセニアさまさまのパロス島でございました〜。

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