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ギリシア/アテネ特派員ブログ 旧特派員 有馬 めぐむ

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2010年4月20日

アイスランド火山噴火の影響 アテネの国際空港はオープン


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アイスランド火山噴火の影響 アテネの国際空港はオープン

 アイスランド火山噴火による火山灰の影響で欧州の空は大混乱が続いています。しかしギリシャは地図で見てもわかるようにヨーロッパでも南に位置しますので、アテネのエレフセリオス・ヴェニゼロス国際空港(以下エルヴェル)は現時点まで閉鎖になっていません。先週から多くのヨーロッパの空港が閉鎖されている間、エルヴェル空港はずっとオープンしています。
 もちろん他の欧州方面の離発着便は一部の都市を除き、ほぼ大半が欠航ですが、アテネからはエミレーツ航空でドバイを経由し、成田、関西へ、エティハド航空でアブダビを経由し、成田、中部、カタール航空もドーハ経由で成田、関西に飛んでいるため、他の都市に比べれば日本の観光客の空港での足止めはかなり少ないと思われます。
 エルヴェル国際空港は22日、23日と、管制塔がおなじみのストライキ予定で、全ての離発着ができなくなるところでしたが、さすがにこの混乱状態を鑑み、ストを中止しました。
 火山灰はゆっくりと南下してくるおそれもあり、、もしかすると次第にギリシャ上空の飛行も難しくなるかもという報道が一時ありましたが、アテネ時間の現在、19日23時からのニュースによると、よっほど風向きの変化がない限り、火山灰は北東に流れているので、当面ギリシャには南下してこないだろうということです。しかし自然災害だけに今後、情報は流動的になる可能性もあります。


 この大混乱に私の周囲でも巻き込まれた人が...。ルクセンブルグで14日に開催された国際会議に出席した義兄は翌日のアテネへの帰りの便がキャンセルになり、現地で四苦八苦。電車で南下しようにも高速鉄道は全て満席。レンタカーもフルブッキング。仕方なく余計に2泊し、空港がオープンするのを待っていましたが、見通しが立たないため、ルクセンブルグから鉄道でスイスのチューリヒへ。そこから再び鉄道でイタリアのミラノを経由し、アンコナへ。そしてアドリア海を船で渡り、ギリシャのパトラに着き、アテネへ帰ってくるという壮大な(!?)陸路&海路の帰国作戦を開始。運良く昨夜、ミラノに着いた時点で、ローマの空港がオープンしているとの情報を入手。急遽行き先をローマに変更し、鉄道でローマへ、そこから飛行機でアテネへ。19日の午後、ヘトヘトに疲れきって帰還しました。

 
 15日の朝の便(午後は欠航)でアテネからロンドンへ、ミーティングのため出張した友達も18日のアテネへの帰国便がキャンセル、ヒースロー空港は閉鎖のため、ロンドンで延泊していました。昨夜の時点で「いつアテネに帰れるかわからない」と嘆きつつも、まずパリに移動し、やはりミラノ⇒アンコナ⇒パトラ⇒アテネの帰還計画をたてていました。しかしやはりローマの空港がOKのため、アテネへ空の便で帰国するべく奮闘中です。しかしロンドンから他の欧州の都市への鉄道もバスもチケットが売り切れだそう。ただヒースローは20日18時に再開するかもという情報も。どのルートがうまくいくかはもうほとんど賭けですね。彼女はいつ帰ってこれるかな〜。他国からギリシャに帰ってこれない人々は6万5千人にのぼるそう。逆にギリシャから他の欧州への出国者は、皆、パトラの港に向かっており、船便も大混雑の模様。
 
 なんだか日本では関東地方に雪が降ったり、中国で大地震が起こったり、そして欧州ではこの噴火と異常気象ですね。多くの航空会社がテスト飛行などを行っているようですが、夏の旅行シーズンを前にして、早く事態が落ち着くことを願うばかりです。

 
【追記】

※状況は刻々と変化していますので、今後の運航状況についてはフォローしかねます。下記にアテネの国際空港の離発着が確認できるサイトを載せておきました。そちらで確認されたり、各自ご利用の航空会社に確認した上、旅程の決定などはご自身の判断でお願いいたします。

アテネ エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港のホームページへはこちら から。 

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カテゴリー 交通・鉄道・航空
2010年4月20日
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      有馬 めぐむ
      アテネ在住ライター。ギリシャ政治経済、社会事情、観光情報などを日本の新聞、雑誌、ウェブサイトに執筆。たまにラジオ出演も。共著に『お手本の国のウソ』(新潮社)、『世界が感嘆する日本人』、『世界で広がる脱原発』(共に宝島社・原稿提供)。こちらのサイトでは、主にギリシャ国内の旅行や、アテネのイベント、レストラン情報などをお伝えしています。

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