ベナキ博物館内の穴場カフェ

公開日 : 2010年06月06日
最終更新 :

 ベナキ博物館はコロナキ、ヴァシリス・ソフィアス通り沿いにあるこじんまりとした博物館。ここのカフェはとても雰囲気がよくて食事も美味しくドリンクも安価。お気に入りスポットです。広いバルコニーがあり、テラス席はいつも人気。木曜日は20時半から夜中の24時まで美味しい地中海料理のビュッフェが楽しめます。

 以前、コメント欄でも少しご紹介したのですが、観光客にも行きやすく地元の人にとっても穴場カフェ。博物館に入場しなくてもカフェだけの利用も可です。

benaki m 006.jpg

 ベナキ博物館はメトロの駅、シンタグマからもエヴァンゲリスモスからも徒歩7分くらいでしょうか。綿花商人アンドニス・ベナキスがコレクションを寄贈、1930年に設立されました。べナキス一族が所有していた19世紀の邸宅を利用、ネオ・クラシック建築、白亜の美しい建物です。

 古代から近代にいたるまでの民族衣装、工芸品、宝石、金細工などの見応えのある膨大なコレクションを、ギリシャの歴史や文化を交えてわかりやすく紹介しています。初めて訪れた時から、この博物館の優雅でありながらアットホームな雰囲気が好きで、特別展示があると足を運びます。最近ティシオにできた別館のカフェも素敵ですが、今回紹介するのはコロナキの方の館内のカフェ。

ttoa 357.jpg

 バルコニーに広く張り出したテラス席はいつも賑わいを見せています。近隣に住む地元のマダムたちも常連。一等地にしては飲み物の値段も手頃、カプチーノ3.7ユーロ、絞りたてのフレッシュオレンジジュース4ユーロ。ムサカ(画像左下)やイェミスタ(画像右下)などもなかなか美味しくて(両方10、11ユーロくらいだったと記憶)、休日のランチにも最適。

 また木曜日はビュッフェがあり、彩り鮮やか、美味しいギリシャ料理、地中海風料理が楽しめます。40ユーロとちょっと高めですが、充実した内容で人気があり、1週間前くらいに予約が必要とのこと。貸切パーティなどもよく催されるようです。

ttoa 353.jpg

 カフェだけの利用は、チケットブースでカフェを利用したいと言えば、カフェ用のチケットが渡されますので、案内されるエレベーターで2Fへ。どこまでも青い空と清々しい空気、いまの季節は特に居心地がいいです。バルコニーからはエヴゾネス兵の宿舎が見渡せます。

 ミュージアムショップも充実。比較的、高価なものが多いですが、ギリシャ色を生かしながらもモダンなテイストのオリジナル商品が多く、ちょっと気の効いた贈り物をする際にけっこう利用します。

ttoa 349.jpg

館内カフェ利用  月、水、金、土9〜17、木9〜24(ビュッフェは20:30〜24)、日9〜15

           ※定休 火曜日(博物館定休日) 

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。