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ギリシア/アテネ特派員ブログ 旧特派員 有馬 めぐむ

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2010年9月23日

パトモス島の休日 PART4 各地の素晴らしいビーチ


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パトモス島の休日 PART4 各地の素晴らしいビーチ

 パトモス島滞在中は宿泊ホテルの近くのグリコスやぺトラスのビーチによく行きましたが、他にも島の各地に素晴らしいビーチがあります。パトモス島は南北に広がる島で、滞在したグリコス湾周辺は南に位置しますが、北の方にもいろいろと素敵なビーチがあります。小さな島なので、レンタカーやバスで動きやすいです。画像は北のリヴァディ・ゲラヌー辺りの海岸線。


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 カンボス湾に位置するカンボスビーチは設備の整ったビーチで(画像左下)、カンボス行きの路線バスも出ています。風の強い日、他のビーチでは波が高くても、ここのビーチは穏やかなことで人気があります。
 しかし水は冷たい!最初、入った時は手足がキーンと冷えました。でも水からあがると強い陽射しで暑いですし、2回目からはすっかり慣れて平気で泳げましたが、あちらこちらで「ブージ!」(凍るように冷たい海水に入った際に言います)と叫んでいる人がたくさんいました^^;
 デッキチェア&パラソルひとり6ユーロ。カフェバー&タヴェルナ「George's Place」はパトモス島を含むこの周辺のドデカニサ(12の島の意)諸島の中でも有名な店なのだそう。いつも心地よい音楽がビーチ全体に流れていて、料理も美味しいです。特にスパナコピタ(ほうれんそうのパイ)やコロキソピタ(ズッキーニのパイ)など野菜系のパイ(甘くないパイ、野菜のキッシュのようなパイ類)がホームメイドですごく美味しい!ランチにおススメです。
 夜はとても雰囲気のいいバーになります。日本の中秋の名月のように、ギリシャでは8月中旬がお月見シーズンなので、満月の日はムーンライトパーティーも開かれていました。
 ここは水上スキーやウィンドサーフィンなどをしている人も多く、マリンスポーツが充実しています。

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 ほぼ最北に位置するビーチ、ランビは輝くような美しい石のあるビーチとして有名ですが、風が強いというので行きませんでした。下の画像はヴァギア周辺。海へ下るとひと気のない自然のままの美しいビーチがあります。カンボスの隣に位置しますが、午前中は2,3人しか人がいなくて、水もこのうえなく澄んでいて素晴らしいビーチでした。
 リチャード・ギアはパトモス島のこの辺りが好きで、何度も訪れているそう。別荘を持ちたいと言っていたのをテレビで見たことがあります。ジュリア・ロバーツもギリシャの島の中ではパトモス島が一番お気に入りなんだそうです。

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 カンボスビーチには夕方戻ったのですが、午後、少し抜けて今度はほぼ最南端のビーチ、プシリ・アモスへ。ここはロバの通る山道を片道数十分歩いて山越えしないと辿り着けないビーチ。急な道でとても疲れるけれど、行く価値があるという人が多いので行ってみることに。「1本道しかないけど、はずれると迷うから気をつけて」と言われました。岩山を上り下りする、荷物を運ぶロバの道しかないので、迷うことはなさそうですが、予想以上に険しい道のりで、すっかりトレッキング状態!けっこう早く歩いても片道30分くらいかかったと思います。途中でたまに山羊が道案内をしてくれるように現れました(画像左下)。 

 

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 しばらく行くとけっこう人の往来が激しくなってきて、道の端にはトゲトゲの植物がはえていたり、絶壁(画像右上)だったりするので、すれ違うのが大変。目の前で山羊が岩山をピョンピョン跳んで登っていく(画像左下)のを見て身軽だなあ...とうらやましくなるくらい息切れしてきたところで、やっと眼下にプシリ・アモスのビーチ(画像右下)が見えてきました。
 やっとの思いで着いたのですが、思ったより人が多いし、波がかなり高くて海が泡立っており、言われたほど素晴らしいとは感じませんでしたが^^;でもすごくいい砂浜なので、波が穏やかであればとてもいいビーチだろうと思いました。行くなら風のない日の朝がおすすめ。帰り道はまた30分かけて山越えし、疲れましたがいい運動になりました。

 
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 ディナーは評判のフュージョンレストラン、べネトス へ。隠れ家的一軒家で、道路から店内へ下っていくアプローチがとても素敵。オーナーシェフは パトモス島生まれですが、ギリシャの軍隊で調理師として働き、アメリカのマイアミにて多くの有名なレストランで働いた経歴を持ちます。地の素材を活かした伝統的な地中海料理をベースに、多国籍風なアレンジ。野菜やハーブはほとんど彼の畑でとれたものを使用。ツナと豆のサラダや、畑からとったばかりのコーンのグラタンなど、新鮮な野菜の美味しさがよく引き出されていました。

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 メインはツナのグリル、醤油とわさびのソース(画像左下)や、その日のおすすめの白身魚の紙包み焼(画像右下)をいただきました。どの皿もとてもヘルシーでさっぱりした美味しさでした。月の見渡せるテラスも素敵な雰囲気。ふたりで2杯ずつワインを飲み、前菜、メイン、デザートまでいただき、計92ユーロだったので、なかなか満足度は高く、お値打ちだと思いました。とても人気のあるレストランなので、シーズン中は要予約(TEL22470 33089)です。


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 翌日はカンボスの近くのアグリオ・リヴァドというビーチへ(下の画像)。デッキチェア&パラソル(ひとり5ユーロ)、カフェやレストランがありますが、料理のレベルはやはりカンボスの方が高いです。でも水は青く澄みきっていて冷たくないし、カンボスほど人が多くなく、がやがやしていないので、私はけっこう気に入って、1日中ここでゆったり過ごしました。


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 そしてついに最終日。13時出航の船だったので、午前中はパトモス島をすっかり見渡せるという展望スポットへ。海抜270メートルに位置し、プロフィティス・イリアスという小さな教会(画像左下)があります。聖ヨハネ修道院とホラの町(画像右下)も見渡せます。


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 鮮やかなエイジアンブルーの海、スカラの町やグリコス湾も眼下にとらえ、2日前に行ったプシリ・アモスのビーチまで見渡せます。楽しかったパトモス島の滞在を振り返りながら、いつまでも眺めていたくなる風景に別れを告げました。


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2010年9月23日
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      アテネ特派員
      有馬 めぐむ
      アテネ在住ライター。ギリシャ政治経済、社会事情、観光情報などを日本の新聞、雑誌、ウェブサイトに執筆。たまにラジオ出演も。共著に『お手本の国のウソ』(新潮社)、『世界が感嘆する日本人』、『世界で広がる脱原発』(共に宝島社・原稿提供)。こちらのサイトでは、主にギリシャ国内の旅行や、アテネのイベント、レストラン情報などをお伝えしています。

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