リヨンの旅の続編です。画像は市内のほとんどの場所から眺めることができるフルヴィエールの丘。頂上にはノートルダム大聖堂(ノートルダム・ド・フルヴィエール)があり、その近くにはフランスで最大級の古代ローマ劇場の遺跡があります。

フルヴィエールのノートルダム大聖堂はリヨンのシンボル的建築物。聖母マリアを祀っています。 見晴らしのよいケーブルカーなどで丘に登っていくことができます。

ペストがアルプスより北の欧州で大流行した際、この疫病がリヨンには及びませんでした。リヨンの人々はフルヴィエールのマリア像に祈ったおかげだとし、聖母マリアに感謝して教会堂が建てられたということです。 毎年12月8日、リヨンは街中がイルミネーションで彩られる「光の祭典」がありますが、聖母マリアに街の救済を感謝して、街中の家々がキャンドルを灯したことに因むそうです。

大聖堂の裏にある展望スペースからの素晴らしい眺め。リヨン市街を一望できます。お天気もよく、初夏らしい爽やかな気候で、本当に清々しい気持ちになりました。

リヨンの市庁舎。なんとも壮麗な建物です。内部も見事な装飾が凝らされていて、かなり豪華。市庁舎の前はテロー広場で、自由の女神像の作者として有名なフレデリク・バルトルディ作の噴水があります。すぐ傍にリヨン美術館もあり、辺りは見所がたくさん。

ベルクール広場(画像左下)は1715年に整備された、ヨーロッパで最も大きな広場のひとつ。かなり広大で、中央の像はルイ14世です。写真を撮り忘れてしまいましたが、広場の南西、道路を挟んで西側に『星の王子さま』の王子と作者のサン・テグジュペリの像があります。リヨンの空港の名前にもなっていますが、サン・テグジュペリはリヨンの生まれ。近くには彼が生まれたアパルトマンもあるそうです。
右下はサン・ニジエ教会。14世紀から15世紀にかけて建設され、光の祭典の際はとてもきれいにライトアップされるそうです。


リヨンの街角の至る所に見られる騙し絵。右下は図書館。貴重な蔵書の絵が壁に描かれています。左下の建物は、バルコニーにサン・テグジュペリやジュリエット・レカミエなど、リヨンゆかりの歴史的人物がたたずむ様子なども描かれています。


左下はバスを待っている際に見つけたさりげない騙し絵。壁に絵を描いている男性も描かれたもの。このようなユーモア溢れるものから、様々な歴史的由来のあるものまで、たくさんの騙し絵が市内に点在しています。
他にも、絹と織物の街として栄えたリヨンの歴史を紹介する織物装飾芸術博物館は興味深かったです。2千年に渡る世界の織物の歴史を辿っています。優雅なレースや刺繍、縁飾り、コスチュームなども豊富。ルイ15世の愛妾だったポンパドゥール夫人のドレス、マリー・アントワネットのドレス仕立人が手がけた舞踊会のドレス、皇后ジョゼフィーヌのドレスまで、華やかで見ごたえのある作品が揃っていました。


他にもたくさん見所があるのですが、紹介しきれなかった情報は、そのうちに旅のクチコミコーナーでも書いていこうと思っています。現在、旅のクチコミコーナーでは、世界の観光地や航空会社の写真付クチコミ1投稿につき100円を、地球の歩き方 旅スケより、東北地方太平洋沖地震の被災地に向けて、日本赤十字社に寄付する募金活動を行っています。詳しくはコチラ。
リヨンには合計4泊しましたが、最終日は名残惜しく、いつまでも橋の上から美しい街並みを眺めていたくなりました。