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ギリシア/アテネ特派員ブログ 旧特派員 有馬 めぐむ

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2011年5月 8日

ジュネーブで過ごした復活祭の休日


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ジュネーブで過ごした復活祭の休日


 さて復活祭の休暇からずいぶん日数が過ぎてしまいましたが、旅の続きです。リヨンからジュネーブへ移動。ジュネーブのシンボルといえば、花時計。レマン湖に面したイギリス公園内にあり、直径は5mもあります。モンブラン橋のたもとです。

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 リヨン滞在の後、再びSNCFの列車でジュネーブに向かいました。イースター休暇中で、往路ほどではないにしろ、ホームは混みあっていました。ジュネーブからリヨンへの道程で、1等車両でも椅子取りゲームのように席を奪取しないといけないことがわかったので、今回は素早く動き、席をゲット!
 やはり1等の切符を買ったらしいのに、座れていない人が何人も...。今回は出発してからかなり時間が経っていたものの、検札が来たので、皆、切符をチェックされましたが、1等の切符ではないのに、勝手に座っていた若いカップルがいて、そのために座れない人がいたことが判明。 まあそれを差し引いたって席数は足りないのですが...^^; まあとにかく席数以上に1等の切符を売ってしまうことがわかったので、このルートでは、席は自分で素早く奪取しなければならないというよい勉強(?)になりました。

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 ジュネーブは子供の頃に来たことがありますが、その時の印象とほぼ変わっておらず、落ち着いた印象の街です。今回は仕事絡みの滞在でしたが、終えてから夕方でも十分明るいので、市内を散歩しながら、観光することができました。レマン湖の大噴水は高さが140mにも達することで有名ですが、夏季ではないので、ずっと吹き上げているわけではなく、散歩している間に、止まってしまいました~。でも夜、ライトアップされた美しい大噴水を見れたのはよかったです。写真を撮り忘れたのは残念...。
 左上はシテ・デュ・タン。歴史ある建物ですが、現在はスウォッチ社の博物館です。1983年のスウォッチ誕生以来、毎年発表されてきた全てのモデルがずら~っと展示されています。スウォッチ以外のブランドのオメガやブレゲ、ロンジンなどの展示もあります。ジュネーブは、 国際高級時計見本市の「ジュネーブサロン」で有名ですが、ここでも様々な展示会が開かれるそうです。


 
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 旧市街のシンボル的存在、サン・ピエール大聖堂。12~13世紀に建立されましたが、何度も増築を重ねたため、様々な時代の建築様式が入り混じっています。塔には登ることができ、かなり狭い急な階段ですが、上からはジュネーブの市街とレマン湖を一望できます。


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 ジュネーブのホテルに宿泊すると、宿泊期間中に利用できる無料の交通カード(ジュネーブ・トランスポート・カード)が付帯していて、このカードはバス、トラム、水上タクシーなどで利用可能です。ホテルのすぐ近くにトラムの停留所があったので、とても便利でした。カードに刻印などは必要なく、検札があった際に見せるだけです。

 トラムの終点は国際連合ヨーロッパ本部、パレ・デ・ナシオン (Palais des Nation)。重要な国際会議が開かれ、ニュースなどでもよく映る場所です。ガイドツアーに参加して、国連内部を見学することもできます。
 国連前は、世界中から様々な主張を訴えるために抗議デモを行っている団体がたくさんいました。この日はチェルノブイリの原発事故からちょうど25年を迎えた日とあって、反原発デモのプラカードを持った人が大勢いて、FUKUSHIMAの文字もたびたび見られました。

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 国連前の壊れた椅子のオブジェ(左上の画像)。画像の中の人の大きさと比べると、かなり巨大なのがわかると思いますが、10mくらいは高さがあります。いまだに多くの犠牲者を出している対人地雷の廃絶を訴えた作品だということです。右上の画像は、数箇所ある国連の専門機関のひとつ、世界知的所有権機関(WIPO)の建物です。


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  国連ヨーロッパ本部の裏手にあるアリアナ美術館。19世紀後半に建てられた存在感のある建物で、内部もとても荘厳な雰囲気があります。華やかな陶磁器やガラスのコレクションが充実している美術館です。貴重な作品は中世から現代のものまで約2万点と、コレクション数はヨーロッパでも最大規模。日本や中国の陶器もたくさんありました。
 カフェのテラス席からは、国連ヨーロッパ本部や広大な敷地の緑、専門機関の建物を見渡すことができます。地下の特別展示以外、常設展示だけなら無料ですが、とても見ごたえがありました。


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 夕食はサン・ピエール大聖堂のすぐそばのチーズフォンデュ老舗レストランLES ARMURESへ。ジュネーブで一番古いレストランです。昔、チーズフォンデュをここでいただき、とても美味しかった思い出があったのですが、お店の人もとても感じがよく、ここもほぼ変わってない印象を受けました。店の内部には、古い甲冑や剣がそこかしこに飾ってあります。
 数種のチーズ、白ワインなどを鍋で一緒に煮込み、溶けたチーズにパンをからめていただくわけですが(今回はきのこ入り)、地元の慣習では、フォークにさしたパンをチーズにからめている際に、鍋の中に落とすと罰ゲームなんだとか。グリュイエールチーズやエメンタールチーズなど、チーズのブレンドに関しては、レストランや各家庭でもこだわりの配合があるといいます。ブロッコリーなどの温野菜などもからめて美味しくいただきました。

 
 ジュネーブには短い滞在でしたが、お天気もよく、すっかり夏の服装で歩き回りました。公園などの芝生の上では、水着で日光浴している人もたくさんいました。懐かしさを感じながら、市街を散策することができて、とてもリフレッシュできた旅でした。


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カテゴリー 旅行・ツアー・ホテル
2011年5月 8日
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      有馬 めぐむ
      アテネ在住ライター。ギリシャ政治経済、社会事情、観光情報などを日本の新聞、雑誌、ウェブサイトに執筆。たまにラジオ出演も。共著に『お手本の国のウソ』(新潮社)、『世界が感嘆する日本人』、『世界で広がる脱原発』(共に宝島社・原稿提供)。こちらのサイトでは、主にギリシャ国内の旅行や、アテネのイベント、レストラン情報などをお伝えしています。

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