ギリシャのファストフードGOODY'Sよりスター・ウォーズ・バーガー発売
GOODY'Sは1975年にギリシャ第2の都市、テッサロニキで誕生したギリシャ発のファストフードです。創業者はヤニス・ディオニシアディス氏。ギリシャにはマクドナルドもありますが、ファストフードの代名詞のようにすごく人気があるわけでもなく、GOODY'Sの方が、アテネの街中やショッピングモール内では目につきます。
ギリシャファンの方の情報により、GOODY'Sから期間限定のスター・ウォーズ・バーガーなるものが発売されたというので、早速食べてきました^^
GOODY'Sは店内のポスターにも書いてあるとおり、ヨーロッパのファストフードチェーンで初めて良質のオリーブオイルだけを使って調理することで有名になりました(画像左下)。特にオリーブオイルでカラッと揚げられたフライドポテトはとても美味しく、サラダバーの野菜なども新鮮で人気があります。メニューはハンバーガー、フライドポテト、サラダ、ソフトドリンク、アイスクリームなどファストフードの店にあるものはほとんどありますが、各種パスタやクラブサンドイッチなどもけっこう美味しいです。ギロピタやケフテデスなどがあるのもギリシャらしいですね。
GOODY'Sは81年にアテネ進出、アテネ大学近くのソロノス通りに出店しました。94年からはフランチャイズ型の事業展開をとってギリシャ全土に広がりました。現在では全国に約180店舗、キプロスやブルガリアにも展開しています(ギリシャ中にあるカフェ・FLOCAFEも同グループの経営)。
ヨーロッパ中のファストフード企業のなかで、売上高10位に位置していることからも人気ぶりが伺えます。ヨーロッパ各国で、マクドナルドより収益をあげている自国のファストフードはギリシャのGOODY'SとベルギーのQUICKだけだそうです。
話をスター・ウォーズ・バーガーに戻しますと、ジェダイバーガーと、シスバーガーが売り出され、各2.5ユーロ。私はジェダイバーガー(画像右上)を食べましたが、中身はトマト、レタス、チーズ、マヨネーズ、ピクルス、ハンバーグなどで美味しかったです。で、どこがスター・ウォーズなのだと言われますと、ギリシャでは本日2月9日から公開された「スター・ウォーズ エピソード1」の3D版で、1人分のチケットの値段で2人分のチケットが買えるお得なクーポン(ODEON、Ster系列の映画館)がついているというわけです。映画を観たい人にはお得なクーポンですし、抽選でテーマパークがあるアメリカ・オーランドへのペア旅行が当たったり、ライトセーバーがプレゼントとしてもらえるようです。店内ではクーポンに記入して応募する男の子がたくさんいました^^
さて...アテネでは、債務交換問題や更なる緊縮策の実行に関する協議が大詰めです。どの政党党首も、選挙を前に国民の生活水準を更に悪化させる緊縮策の受入れを決断できないでいましたが、ついに合意を見せようとしています。
しかし最低賃金が20%ほど引き下げられますと、社会保険料などを差し引いた手取りは約470ユーロほどになる労働者が増えます。また25歳以下には500ユーロ前後が最低賃金となるようで、そうなると手取りは400ユーロ程度(約4万円)になってしまいます。
ここ数年、若者の海外流出は後を絶ちませんが、ヨーロッパの国々の中でも物価の高いギリシャ、特にアテネでは全く暮らしていけないと、故郷の地方都市に帰る若者も激増しています。
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レストラン・料理・食材
2012年2月 9日
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コメント(6)
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アテネ。空洞化ですか。日本のテレビでも、ドイツに対する、特に若者たちの反感が強い反面、そのドイツに移住するのもまた多い、という面白い現象が起きているようですね。ユーロがやっと103円レベルに達したので、少しユーロ売りをしようかと考えています。ギリシャの本気度次第では、ユーロ、また下がるでしょうしね。
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ぐらっぱ亭 : 2012年2月10日 10:12
ぐらっぱ亭さん
日本でも報道されたように、緊縮法案可決を巡っての混乱で急な仕事に追われておりました。ドイツ企業がギリシャの腐敗政治家に数年に渡り賄賂を渡し、公共事業で儲けまくったこと、ドイツがギリシャ危機に支援を持ちかけた際、年金や社会保障はカットしても、大量の武器の購入は続けろという条件になっていたことなどを踏まえれば、ギリシャの若者がドイツに反感を持ったり、ギリシャ政府を信用できず国を去るのは当然だとは思います。雇用もないですし。またドイツの経常黒字は対南欧ユーロ圏の貿易による利益が大きいので、ポルトガルやスペインなどでもドイツへの反感やドイツ製品の不買運動が高まっているようですね。
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Megumu(アテネ特派員) : 2012年2月14日 21:05
「お手本の国」のウソ、読みました。それぞれ在住の国のことを見事な筆力で書かれていて読み応えたっぷり。愚亭もフランスとイギリスにそれぞれ5年近く住んでいたので、多少、それぞれの国の事情は理解しているつもりでしたが、皆さん、実によく勉強されて、現実を掘り下げて論評されているのが凄いです。ギリシャの場合は確かに日本人から見ていて特にお手本にしたいと思える部分は余りないので、書かれているように、いや、実はお手本にすべき点が多々という視点が、他の章との大きな違いですかね。ところで、ギリシャ人が日本に来て、相手が理解してようとお構いなしに日本語を話し続けるというのは、かなりあり得ない、というかマイナーなケースだと思いますよ。大体、恥ずかしがりの日本人、相手が日本語でしゃべりかけているのに、顔が西洋人だと慌てて、No, I don't speak Englishって、手を横に降り続けたり、英語の出来る同僚や仲間を捜しに行ったりという光景が寧ろ一般的だと思いますがね。長くなるので、この辺で。いずれにしろ、ご苦労さまでした。引き続き現地にいないと分からない生々しいリポートを楽しみに。
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ぐらっぱ亭 : 2012年2月15日 17:51
ぐらっぱ亭さん
共著、お読みいただき、感想までありがとうございます^^外国人が理解していなくても日本語で話し続けるというのは、原稿中にも書いているように、私こそ信じられなかったのですよ。しかし私の家族だけでなく、他の海外在住ライターの配偶者などにも聞いたところ、たくさんそのような例があったのです。普通の場面でなら逃げてしまうでしょうが、仕事で接しなければならず、他に助けが得られない状況に追い込まれると、ぐらっぱ亭さんのように言語が堪能な方には想像できないでしょうが、どうしていいかわからず、冷たくもできず、普段日本人のお客さんに接しているように話し続けてしまうのだと思います。私はそこに日本人の律儀さと真面目さを感じます。しかしそれでも日本への外国人旅行者のリピーター率は高く、サービス業の親切な対応に心を打たれた外国人も多いのですよ。日本人は英語を何年も勉強して、簡単な会話力は誰でもあると思うので、そこで少しでも臨機応変に対応できれば、もっともっと日本が大好きになる旅行者が増えるのは間違いないと思いますね^^
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Megumu(アテネ特派員) : 2012年2月19日 00:01
FLOCAFEもということはギリシャでは大企業ですね。 僕はあの渦巻きを見ると、「ギリシャに帰ってきた!」と安心します。 友達とのおしゃべりはいつもFLOCAFE。
投稿者
ta_ne : 2012年2月22日 00:16
ta_neさま
面白いネタのお知らせありがとうございました(^^) シスバーガーもネーミングが微妙ではありますが(笑)美味しいようです。FLOCAFEはどこにいってもありますから、旅先などであの渦巻きを見かけるとほっとしますよね~。
投稿者
Megumu(アテネ特派員) : 2012年2月23日 20:17
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