レロス島の休日 PART4

公開日 : 2012年05月29日
最終更新 :

 レロス島の休日、最終章です。画像はPART2に少し書いたパンデリという地区のカフェやレストラン、ホテルなどが密集している辺りです。カフェでアイスカプチーノを飲んでいると、入り江に停泊しているヨットから、その持ち主の家族の子供たちや犬が一緒に海に飛び込んで泳いでいたりして、和める風景が広がっていました。

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 この日もディオ・リスカリアのビーチへ。いつも島滞在の最終日が近づくと、お気に入りになったビーチで泳ぐのも最後かあ~と、青く澄んだ水を楽しみつつも、さびしい気持ちになります。本当にこのビーチは泳ぎやすくて最高でした。

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 やっぱりランチはPART1でご紹介したソトスさんのタヴェルナへ。この日もウニづくしで、パンにたっぷり乗せていただきました。その他にも様々な種類の新鮮な貝を出してくれたのですが、左下の画像は「フスケス」という貝で、とても鮮やかなオレンジ色にもううっとなるのですが、旨味が凝縮されまくったような味がしました。ヨウ素をたっぷりと含んでいるそうで、ものすごく濃い味なので、あまり幾つも食べれないです。写真を撮り忘れましたが、「フテニ」と呼ばれた貝は貝柱のような味で食べやすかったです。

 オーナーのソトスさんは相変わらず短パン一丁で歩き回っていて(笑)、「この間、エレーニ・メネガキ(ギリシャで人気のある女性タレント)」がきてくれたんだけど、この格好で挨拶したらぎょっとしてたよ」と笑っていました。このタヴェルナはいつかまた訪れたいです。

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 ランチの後、またビーチに戻り、夜はどこにご飯を食べに行こうかといろいろ情報を見ていたのですが、ビーチにあるカフェのオーナーのタソスさんが来たので、「ガイドブックにも載ってるパンデリのタヴェルナ、プサロプーラというお店、美味しいのかなあ? 観光客向きで高いのかな?」と聞いたら、「高くないし、美味しいよ。うちの父がやってるお店なんだよ!」と言われビックリ(笑)。人口も少ないので、皆どこかで繋がっていそうです^^; 予約しておいてくれるというので、ディナーはそこに決まりました。

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 パンデリの波打ち際にあり、店の前には小さなボートがでーんと飾られているのですぐわかります。ギリシャの典型的なタヴェルナのメニューが多いです。ビートやポテト、ズッキーニ、野草類を茹でたサラダは新鮮でとても美味しかったです。ムール貝のパスタや漁師風パスタもいいお味でした。

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 おふくろの味っぽい野菜料理もたくさん。茄子の煮込み、イマム(左下の画像)はとろける美味しさでたくさん食べてしまいました。そのうちにタソスさんもお友達とやってきて、店が満員になって忙しくなると給仕をしたりしながら、自家製水切りヨーグルトやスイカなどのフルーツの盛り合わせをサービスしてくれました。いろいろ食べて飲んで2人で45ユーロでした。

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 パンデリのカフェやレストランの灯火が水鏡となって美しい風景が広がり、夜の散策が楽しかったです。その後、PART3で紹介したアギア・マリーナのパツァヴロピタの店でコーヒーを飲んでいたら、またそこにも偶然、タソスさんとそのお友達がやってきたので、笑ってしまいました。そのお友達は毎年レロス島にきているそうで、島の人たちとどこでもすっかり顔見知りになっているということでした。有名な島に比べ、まだそんなに観光化していない素朴な一面も楽しめるレロス島。美味しいものときれいなビーチを満喫した休日でした。

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