No 16. You must visit Athens! - 一度食べたらやみつき! パンデリスさんのピッツェリア "Buon Appetito"
ヤーサス! 皆さん今日は!
前回に引き続きカリムノス島でのお話です。
カリムノス島の人口はドデカニサ諸島の中ではロドス、コス島に次ぐ約16,000人。
しかしながら、近年のギリシャ経済危機の影響で島の経済も悪化し、多くの事業や商店もクローズ・ダウン。
海外へ職を求めて島を発って行く若者も少なくありません。
そんな中でも生まれ育った島で地道に努力している人々もたくさんいます。
今日はその中の一人でもあるピッツェリア"Buon Appetito" のオーナー、パンデリス・アレクシウさんと本格派イタリアン・ピッツァを紹介したいと思います。
写真のお方がパンデリスさん。
「生気が吸い取られるから」とカメラを避けていましたが、なんとか一枚写真をゲット。
こちらのパンデリスさん。実はかなりの遍歴の持ち主なのです。
学生時代は歯科矯正医になるための勉強をしていたという優等生でしたが、
若い頃からの音楽好きが困じて島でディスコやクラブを開業。
その後はフランス、イタリア、スペイン等の国々を点々としながら料理人としての経験を積み、
帰国後は島でカフェやピッツエリアをオープン。
ただ飽きっぽいのがたまに傷でその後はジムのトレーナーをしたり、
もともと興味のあったクリスタル・テラピーのセラピストにもなりました。
現在の"Buon Appetito"は2年前にカフェだった店を手作りで改装し、
アシスタントのヨルダノス君と共にピッツァの釜も一から自分たちの力で作り上げました。
最低限のコストで立ち上げた手作りのピッツェリア"Buon Appetito"
開業して二年目。
パンデリスさんが自ら仕込む本格派イタリアン・ピッツァは島の人々にも評判になり、売り上げも徐々に上がっているようです。
デリバリーがメインですが、今年に入ってからお店のバックヤードに素敵なテーブル席も設けられました。
素材にとことんこだわりを見せるパンデリスさん。
多少コストが高くても品質の良い素材を仕入れます。
お客さんに少しでも安全な食べ物を食べてもらえるようにと優しい気配りを見せます。
ピッツアの仕込みは午前中に済ませ、お店のオープンは夕方18:30から。
仕込みの後は必ず海でひと泳ぎという健康志向とスローな仕事ぶりにとても魅力を感じます。
午後17:30頃になるとヨルダノス君がやってきて釜に火を入れたり、店の清掃をしたりと
開店の準備を整えます。
よく出るメニューは2種類のチーズが入った具沢山の"スペシャル"とクリーミーで優しい味わいの"カルボナーラ"。
サイズは30cm(2人前)と"ギガ"の40cm(4人前)があります。
注文が入るとすぐに生地を伸ばし、トッピング。
温度380度の釜で1分程焼いたらできあがりです。
こうして出来上がったばかりの熱々のピッツアは手際良くカットされ、箱に詰められてお客さんの元へと届けられるのです。
パンデリスさんのピッツァはチーズがたっぷりなのでカロリーは高いかもしれませんが、
全く油っぽくありません。
私は箱の底に油のシミのできないピッツァは初めて食しました!
生地もライトでとても食感がいいです。
カリムノス島滞在中はしょっちゅう食べに行っていたのですが、
毎回熱々のピッツァを食べて本当に幸せ一杯でした♡
皆さんもカリムノス島にお越しの際は是非一度ご賞味あれ!
Info:
Pizzeria "Buon Appetito"
Address: Enoria anastasis
Phone: +30 22430 50695
Open: 18:30 - 23:30
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