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ニュージーランド・オークランド特派員が現地からオセアニア地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。
ニュージーランドでは、自然エネルギーで暮らす人がいることは
前回までにお伝えしましたが、こうした暮らしに興味があっても、
なかなかシフトしていくのって難しいですよね。
今ある生活の中で、どの部分をどう変えたらいいのか?
そうしたヒントをもらえる場所があったらいいな、と思います。
オークランド郊外には持続可能な暮らし全般を紹介するセンターがあります。
Sustainable Living Centre
エコライフを勉強できる本やDVDの貸出もありますし、
実際に持続可能な暮らしの出来る家をどうやって建てたらいいのか?
今ある家をどう変えることができるのか?のヒントが紹介されています。
ここで案内してくださる女性のかたは、
家の建材も、実際に使う食器やスプーンなど、
すべて古いものを再生して利用しているそうです。
写真を見せていただいたのですが、新しい物では出せない味わいある家で、
とても素敵だと思いました。物を大切に使っていくって、いいなぁと思いました。
ここでは、ワークショップも開催されているのですが、
バイオダイナミック農法の勉強、鶏を飼うメリット、蜂の飼い方、
どうしたら暖かい家にすることができるのか?、保存食作り紹介、
などなど、自給自足ライフに必要な知識を学べるのです。
こうした講座は、ここだけでなく、近所のコミュニティカレッジなどでも
学ぶことできます。通常、高校の校舎を利用して、夜、社会人が学ぶことができるのです。
しかも安価で。
興味を持ったら、それほどお金をかけずに学べる体制が整っていることは
いつも感心する点です。
先日行ったときには、みみずコンポストを見せていただきました。
以前、日本で、コンポストに挑戦したときには、うまくいかず、
虫を大発生させてしまい、しかも、ものすごく臭くて、、、
その経験以来コンポストに対して抵抗があったのですが、
このみみずコンポストは全然匂わないんです。
一日出る分の残飯や紙を混ぜていくことで、
素晴らしい肥料ができるそうです。
コンポストの下からは液体が出てきていて、
この液体も良い肥料になるとのこと。
知識って素晴らしい。
もっともっと、いろいろな知恵を得て、
こうした生活を実践していきたいと思います。
オークランド郊外にあるPineValley B&B。
使われる電力はすべて、このソーラーでまかなわれているそうです。

その横にあるのが雨水タンク。
4段階の浄水機が付けられているとのこと。
両方とも、かなりの大きさです。
雨水タンクは、島では当たり前のようにありますし、
地方に行くと、街の中心以外の家は水道ではなく、雨水で暮らしている人が多いです。
雨の少ない夏には、水を購入。
高くつくのでなるべくシャワーせずに済むように海や川で泳いだり、、。
ワイルドです。
ワイヘキ島で会ったおじさんは、25年間ソーラーパネルと風力で作られる電気と、
太陽熱でのシャワーで暮らしているとのこと。
何故そんな暮らしを始めたのか?と聞くと、
「地球上に生きる人間として、そうあるべきだと思ったから。」
イギリスでビジネスマンとして働いているときに、そう思い、
ニュージーランドに移住して、その暮らしを始めたとのこと。
電力は、自分の使う倍の量を供給できるようにしているそうです。
天候不順等で、どうしても電気が作れないときのために、
どんな時も、半分以下にならないようにしている、とのこと。
暮らしはかなり電化されていて、何の不自由もない、と話してくれました。
今度、お邪魔させてもらいたいな~と思っています。
前回、お伝えした水力発電。
発電しても、すぐに使わなければ、電気は放電してしまいますよね。
どうやって置いておくのかと思ったら、
車のバッテリーみたいなバッテリーを使っていました。
(車のものよりも少し大き目と感じました。)
そして、今、どのくらい電気があって、使えるのかを見れるメーターが室内にあり、
それを見ながら生活するというわけです。
今日は、掃除機かけるの、やめておこうかな~とか。
温水は、太陽熱で作られて、室内のタンクに貯めてあります。
この日は曇りで比較的寒かったけど、タンク内は64度。
冬は曇りがちになり日照時間が少ないので、太陽熱による温水は夏よりは期待できませんよね。
そんなときは、この暖炉!!
暖炉の煙突のまわりにチューブ状に温水が循環するようになっていて、
暖炉の熱で、温水が温められ、タンクに戻っていくしくみです。
無駄がないです。
夏 → 雨が少ない、日照時間長い → 太陽熱、ソーラーパネル
冬 → 雨が多い、日照時間少ない、寒いから暖炉 → 水力発電、暖炉のまわりで温水
自然エネルギーの手段をいくつか組み合わせて持っておくと、
どの季節にも対応できるのですね。
自然エネルギーを利用した暮らし。おもしろいです。
