夏のクリスマス

公開日 : 2016年12月18日
最終更新 :
筆者 : Keiko

誰もが待ちわびているクリスマスまで、あと1週間。南半球のニュージーランドでは、クリスマスが夏の長期休暇に当たるため、大人も子どももクリスマスを目指して一年を送っていると言っても過言ではありません。12月に入ると、待っていましたとばかり、町のあちこちでクリスマスツリーを見かけるようになります。

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背景が夏空だと、クリスマスツリーもなんだかより生き生きして見えると思いませんか?

12月にはいるとあちこちの街角では、自宅用ツリーのために、生のパインの木が売られるようになります。我が家の近くにもこんな看板が。

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カットしたてのパインの木は少々不恰好なこともありますが、家中が森林のような香りでいっぱいになります。

また自宅でツリーを飾らない人も、ちょっと外へ出ればあちこちで「クリスマスツリー」に出会えます。

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ニュージーランドのクリスマスツリーと呼ばれているポフツカワの木は、海岸線を中心にオークランド中で見かけられる大きな常緑樹で、12月に満開を迎えるのです。真っ青な空と海、そしてポフツカワの深い緑の葉と真紅の花。これぞニュージーランドの夏の風景です。

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このポフツカワ、実はオークランド市の市章にもなっています。

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なんだか市章もクリスマスチックですよね。

また、この時期オークランドへいらしたら、ぜひお土産にしていただきたいのがニュージーランドならではのクリスマスグッズたち。

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こんなオーナメントを旅の記念に持ち帰れば、毎年クリスマスの時期が来るたびにニュージーランド旅行の思い出が蘇ってくることでしょう。

動物大好きの私は、この置物を買うべきかどうかしばらくお店で考え込みました。

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いかにも畜産国のニュージーランド!というユニークさです。

その他、ニュージーランドらしいモチーフをデザインした、クリスマスカラーの食器も素敵です。

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なお、12月24日の午後から25日終日は、ほとんどの商店が閉店しますので滞在される方はご注意ください。翌日の26日は、日本の初売りに当たる「Boxing day sale」が大々的に行われ、売れ残ったクリスマス商品なども大幅に値下がりしますので、このセールでお土産を調達するのもお勧めですよ。

クリスマスから年始のショップやイベント会場の営業状況はまちまちですので、訪れる前に確認されるとよいでしょう。

夜9時ごろまで明るい季節ですので、気がつけばずいぶん遅い時間になってしまっている、ということも起こりがちです。帰路の交通手段や時刻表はあらかじめ調べておくと安心ですね。

普段とはちょっと違う雰囲気やショッピングが楽しめるこの時期、のんびりとした夏のクリスマスを味わいに来てくださいね。

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オークランド市 バス時刻案内

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