バリ島/ペット事情

公開日 : 2010年09月23日
最終更新 :

バリ島では道路にノホホンと寝転がる犬がたくさんいます。

日本から初めて来たお客様には野犬と見えると思いますが

実はちゃんとバリ人が飼っています。

しかしながら放し飼いなので、犬は相当に自由に行動していて

エサをもらえる時だけ帰ってくるなんて状態です。

100923-1.jpg

一般的にローカルの人の犬に対する見解です。

一応犬には名前もあったりしますが、ペットというよりも

家畜に近い扱われ方、もしかしたらそれ以下かもしれません。

人間には決して逆らってはいけないし、粗相をしたら思いっきり

足蹴にされてしまいます。

可愛がるというよりも、防犯のために飼っている家が多いです。

それでも、以前よりはまだマシになって気もします。

外国人のペット事情を知って、首輪をつけたりしている犬も

多く見かけるようになりました。

場所によってはまだまだ皮膚病だらけで痩せこけた犬もいますが

デンパサール辺りではそこそこエサをもらっている様子。

こんな風にワルンでお客様のおこぼれを頂戴とたくらむワンコ。

100923-2.jpg

「おい!」って声をかけたら、愛らしい目つきで振り向いてくれました。

100923-3.jpg

普通のバリ人の感覚だと犬は人間以下でしかないので、日本のような

家族同然の扱いというものが理解出来ないようです。

バリ人を驚かしたり、笑わせたりする話の一つが日本のペット事情。

・飼い主が旅行に行く時は犬をペットホテルに預けるんだよ

・犬の為の美容室だってあるのよ

これらの話をすると、みんな一様にそんな犬にお金をかけるなんて

信じられないという顔をして笑います。

日本から来たばかりの時に、ついうっかり自分の残った食べ物を

犬にあげようとして差し出したら、えらい勢いで怒られたことがあります。

犬が使ったお皿はもう人間は使えないんですって。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。