イルミネーション
12月は最も日本が恋しくなる時期かもしれません。
きっと町中にはクリスマスのイルミネーションやデコレーションで賑やか
なのだろうな、と想像してはちょっと寂しい気持ちになります。
バリ島はあした12月8日はガルンガン祭りです。日本でのお盆と
似ている行事があります。バリ島の人々はほとんどがヒンドゥー教なので
クリスマスよりもガルンガン祭り一色です。
それでも、ホテルなどでは独自にクリスマスの飾り等で雰囲気作り。
町中のイルミネーションはクリスマスの恒例行事として日本ではごく
当たり前の光景ですよね。今回のお題をいただいてから、バリ島では
どうなのだろう?と思い返してふと気がついたことがありました。
地域の宣伝のためのイルミネーション、お客様を誘致するための
イルミネーションでも実行するとなると、電気代もバカになりません。
バリ島では「もったいない」「余計なお金をかけない」という考えがあります。
その考えの通りなら、無駄に電気をいっぱい付けるイルミネーションは
電気代がもったいないからやらない、となるように思います。
バリ島の電気の供給量は消費量に足りていないので、昨年などはしょっちゅう
停電もありました。イルミネーションを派手に行うともしかしたら行政から
叱られてしまうかもしれませんね。
夜は暗いものとバリ島にいるうちにすっかり暗さにも慣れてしまっている
今日この頃です。日本に数年ぶりに帰った時はあまりの電気の明るさに
目が痛くなったほどです。
電気を大量に消費する日本は社会の豊かさを表しているとも言えるの
かもしれません。しかしながらこれからは地球環境を考え省エネルギーを
第一に優先する社会作りが必要なのでしょうから、イルミネーションも世界的に
自粛なんてことになるのかも?
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