出来合いサンバル
バリ島通の方なら「サンバル」と聞くと「ああ、辛い付け合わせソースね」とピンとくると思います。
料理の横にチョコンと添えられていて、辛さを補うサンバル。
地元の人がサンバルと表現する時は、それは料理の味付けに使う素材そのものだったりします。
バリ島のローカル料理は生の調味料を「チョベッ」という石臼で丁寧にすりつぶして作ります。
その作業たるや、大変なものですが、そうでないと良い香りが出ないのだとか・・・。
料理によって、生姜の量とか、入れる調味料も異なるようですが、筆者にはさっぱりわかりません。
本日紹介するのは、バリ人家庭で食べている味がそのまま再現出来る生のサンバル。
デンパサールのティアラデワタスーパーで、肉売り場のカウンターの上に並んでいます。
鶏肉料理、豚肉料理と代わりはあるみたいですが、見た目には全くわからないので
いつも適当に購入しています。
豚肉煮込み料理の「ラウォン」というスープは、豚肉と野菜(サユール・ジャパン)などを
まずは柔らかく煮込み、最後にこの調味料を入れて、少し煮込めば出来上がり〜。
生の調味料なので、冷蔵庫保存、日本に持ち帰るにはちょっと・・・な商品ですね。
塩加減を調整して、好みの味に仕上げれば、本格的なバリ島料理の出来上がりです。
魚にサンバルをまぶして、味をしみ込ませてから焼いてもいい感じです。
お試しあれ〜。
情報提供 by スカスカ・バリ
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