バリ島で訪れたいお寺/ブサキ寺院

公開日 : 2016年08月23日
最終更新 :

バリ島の総本山、ブサキ寺院。

ブサキ寺院を書かないわけにはいかないのですが、単純に観光地として

訪れる場所、ではないことを書いてみたいと思います。

バリ島のヒンドゥー今日のお寺は寺の誕生祭(オダラン)がある時、

表情をガラリと変えます。黄色と白色の布で飾られて、普段のひっそりとした

佇まいが一変します。お坊さん(ジェロマンクー)も普段からお寺に常駐して

いるわけではなく、オダランがある時に、各村から集まってきて祈祷します。

ブサキ寺院は乱暴に言ってしまうと、たくさんの先祖のお寺の集合体です。

筆者も夫に従ってヒンドゥー教ですが、「カユスラム」という名前の一族。

カユスラムの一族を祀ったお寺のオダランの時にお参りをするんです。

詳しいことは省きますが、何が言いたいかというと、ブサキ寺院は、写真を

撮影するための美しい観光地ではありません。

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境内の中も外側から歩くことができますが、カメラを向けてわかると思いますが、

建築物にもまとまりがなく、構図が決まりにくい・・・。全体を写すにも広すぎて無理。

この場所から撮影すれば、イメージバッチリというビューポイントがありません。

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敬けんなヒンドゥー教のバリ人がいつかはお参りしたいお寺として憧れるのは

当然ですが、果たして、異教徒である日本人の方にとってはどうなのか?がいつも

筆者が言葉を濁す原因です。バリ島で一番大きいお寺を遠方まで見学に来たのは

いいけど、フォトジェニックであるわけでもないので、拍子抜けというか、

戸惑いを感じるのではないかと思うのです。

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では、ブサキ寺院のハイライトは・・・。ズバリ、オダランに飛び入り参加することです。

ただし、いくつものお寺の集合体ですから、バリ人でさえ、いつどのお寺でオダランが

催されているか、わかりません。大雑把に言うなら、満月と新月の時はオダランがある

可能性が高いということでしょうか・・・。

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外国人がオダランに参加するなら、サロンと腰巻が必要です。

ヒンドゥー教は来るもの拒まず、お祈りをしたければ誰でも受け入れるという宗教なので

ガイドさんの指示に従って、お作法をなぞれば、容易に参加することができます。

サロンと腰巻は周囲の土産物屋でも購入できますが、価格は高めかもしれません。

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周りの人の仕草を真似てお祈りしてみましょう。

神聖な空気を体験することができると思います。

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最後は聖水もいただいて身も心もスッキリ!

三回右手で受け取って、口に含み、三回右手で受け取って

頭にかければオッケーです。最後は水に浸したお米を額につけます。

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お寺を強引に案内をしようとする自称ガイドがいますが、事前に車のチャーターなどで

ガイドさん同行なら、それほどひどく誘われたりはしなくなったようです。

いかがでしょうか?

偶然、オダランに遭遇したらラッキー!!くらいの心構えで訪れるのが

ちょうどいいかもしれません。

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