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タイ/バンコク特派員ブログ サカモトヨウコ

タイ・バンコク特派員が現地からアジア地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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バンコクにいると、コンビニやレストランの店員、建設現場の労働者など、ミャンマー人を見ない日はないほど、ミャンマー人はタイ経済に欠かせない存在ですが、アートや音楽など現在のヤンゴンのシーンはもちろん、彼らの伝統的な文化などがタイで紹介されることは、残念ながらほとんどありません。


そんな中、めずらしくタイの一部でも話題になっているミャンマーのドキュメンタリー映画「My Buddha is Punk」。先日、バンコクでアジア初上映が行われ、多くのメディアの注目を集めました。


MV5BMjUwNmI5ZDgtODU1YS00ZTJkLWI4NDQtYTczZjY3NWRlZGJhXkEyXkFqcGdeQXVyNjg1NTYwMDE@._V1_SY1000_CR0,0,706,1000_AL_.jpgパンクファッションの青年がシュエダゴン・パゴダでお参りしているという、印象的なポスター。 もちろん政府に無許可で撮影された本作。本格的な上映はこれからとなっています。監督:Andreas Hartmann ドイツ・ミャンマー(68分)2015年


ヤンゴンのパンクバンドを追ったドキュメンタリー



「My Buddha is Punk」は、2012年にドイツ人の映像作家Andreas Hartmann氏がヤンゴンのパンクバンドThe Rebel Riot Bandと出会ったことがきっかけで、撮影が開始されました。ストーリーは、ヤンゴンのSule Pagoda近くでパンクファションやグッズを扱う露店を営みながら、バンドのボーカル・ギタリストとして活動するKyaw Kyawを中心に進み、ブッダの教えとパンクを結びつけた独自の考えや、メンバーや若者との対話や葛藤を記録しています。


公式予告ムービー




他の大多数のミャンマー人と同じく仏教徒のKyaw Kyawがバンドメンバーやパンクになりたての10代に、本当のパンクとはなにか、本当の意味でのブッダの教えとはなにかを語りかける様子は問答のよう。また、民主化や世代間の問題や、ロヒンギャ問題などにも触れ、現在のミャンマーの内情が垣間見える作品となっています。



ミャンマーパンクの始まりは



首都のヤンゴンでさえ、現在も民族衣装に身を包む人が多数派の中、全身パンクファッションに身を包む若者は特異な存在です。情報統制や表現活動に制限がされていたこの国に、パンクが持ち込まれたのは、1990年代。世界中を周っていたミャンマー人の船乗りが、Sex Pistolsやハードコアバンドのテープをヤンゴンに持って帰ってきたのがきっかけで、若者を中心にパンクが広がりました。軍事政権時は、歌詞にも規制が入り、反社会的なパンク自体が取り締まりの対象だったことも。ファッションとして憧れる若者も多いようですが、アクティビストとしての側面も強く、The Rebel Riot Bandのメンバーも週に一度ホームレスに食べ物を無料で提供する活動「Food Not Bombs」などの活動行っています。



バンコクでの上映&ライブ



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今回は、Bangkok Underground Film Festivalの一環で上映され、The Rebel Riot Bandによるライブも行われました。主催者側の予想を遥かに超えた400人ほどのパンク好きなタイ人の若者やアート・メディア関係者が集まり、立ち見客が続出。会場は熱気に包まれました。多くのタイ人はかつてはタイの敵国だったミャンマーに興味を持たない中、とてもめずらしいー夜となりました。


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作品中では、残念ながら、本作ではあまりミャンマーの音楽事情やアクティビストとしての活動には触れておらず、上映後のQ&Aで分かったことも多かったです。今後、日本などで上映されることがあると思いますが、ぜひ観る前にいくつか記事を読みことをおすすめします。


Vice - Meet the Burmese Punks Feeding Their Country’s Homeless
www.vice.com/en_us/article/the-myanmar-punks-feeding-yangoons-homeless


i-d - how punk found a new voice in burma’s politicised youth
https://i-d.vice.com/en_gb/article/how-punk-found-a-new-voice-in-burmas-politicised-youth

The Rebel Riot Band fb.com/therebelriot/

My Buddha is Punk fb.com/mybuddhaispunk/

Food Not Bombs - Myanmar fb.com/fnbmyanmar/


リトルミャンマーのような場所もいくつもできるほど、バンコク居住者にとって、より身近な存在になりつつあるミャンマー。これから、バンコクでも、もっとミャンマーのこと知る機会が増えればと思います。


2017年3月13日

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前回の記事からの続きです。


おすすめはひとり一艘

ノンハーン湖は36k㎡という、小さな市や区ほどの広さ。ボートに乗り、ここに点在している睡蓮の見所を巡回していきます。


UDON2016_lotus_5629.jpg 湖の北側の乗り場から借りられるボートには、屋根のない小舟(2-3人乗り)と屋根ありの船(数名乗り)があります。今シーズンのお値段は屋根なしが1人200B~。屋根ありが最少人数5人利用で1人100B~。所要時間90分~。(*シーズン毎に改定されています)



おひとりの場合はもちろんですが、2-3人で訪れる場合も、ひとり一艘、屋根なしの小舟を借りるのがおすすめです。同時に出発し、ほぼ同時に帰って来ますが、基本は別々に、時々適度に近付いたりしながら、落ち着いた心地よい時間を過ごせます。



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時々他のボートや漁をする地元の人とすれ違いますが、とにかく広いので、とても静か。見所に来ると、船のエンジンを止め、パドルを使い、群衆する睡蓮の中に入っていきます。好きなところで止まったり、のんびりしたり、撮影したり、寝転んだり。澄んだ空気と涼しい風も気持ち良く、あっという間に2時間半が経っていました。平日などの人が少ない時なら、延長の交渉も可能。

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湖に生息しているのはほとんどが睡蓮なのですが、蓮もあります。

丸い葉っぱに切れ込みがあるものが睡蓮。切れ込みがないものが蓮、と簡単に見分けることができます。(前の記事の写真は全て睡蓮。先頭さんの写真、およびクローズアップの写真は蓮です。)


観光客は絶対に湖の植物を切ったり、触ったりしてはいけないのですが、地元民の先頭さんが個人用に収穫していました。蓮の花はお供えに、蓮の実は取り出して食用にします。そのまま生で食べると、あまりクセがなく、生のナッツのような味。茹でて、薬膳料理やデザートに利用されることも多いです。

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タレーブアデーンの見頃は、2月上旬まで。写真好きな方、花や自然好きな方に、とてもおすすめのスポットです。

タレーブアデーン Talay Bua Daeng / Red Lotus Sea

行き方:ウドンタニ市内か車で1時間ほど。タクシーは1台1200B~。ソンテウ(ピックアップ車)は1台800バーツ~。どちらも、待機時間込みの往復料金。ウドンタニ空港からもリムジンのチャーター可。ノンハーン湖発の交通手段はない。

住所:ウドーンターニー県クンパワピー郡ノンハーン湖(ボート乗り場は北側) 

URL: http://www.thailandtravel.or.jp/detail/sightseeing/?no=1046

見頃:12月〜2月上旬の午前中

注:私が訪れた前シーズンは、ボートの営業は7時からでした。料金、時間とも、毎シーズン改定されるので要確認。また、人気が全くない薄暗い道を長時間走るので、バス+バイクや、トゥクトゥクは避けたほうが安全です。


2017年1月13日

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明けましておめでとうございます!今回は、新年の今がまさに見頃のおすすめスポット「タレー・ブア・デーン」について書いてみます。前シーズンに訪れたのですが、想像以上の体験ができる場所でした。ぜひ、この期間にタイにいらっしゃる方はチェックしてみてください。


タイ東北部にある、話題の絶景スポット 


バンコクから飛行機で約1時間、ラオス・ビエンチャンへの玄関口としても知られるタイ東北部の都市ウドンタニの市街地から南東に約43kmに位置するノンハーン湖は、タイ語で「赤い蓮の海」という意味のタレー・ブア・デーン(talay bua daeng/red lotus sea)という名前で呼ばれています。12月~2月上旬の蓮の花が咲く期間限定で、360度ピンクの睡蓮の絶景クルーズが楽しめます。


タレー・ブア・デーンは数年前からウェディングの前撮り撮影のロケーションとして知られるようになり、近年では、週末にバンコクからツアーが組まれたり、LCCの早朝便を使えば気軽に日帰りもできることから、新たな観光地として話題になっています。

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花が咲くのは午前のみ


ブア(蓮)と言われていますが、湖に咲いているのは、ほとんどが睡蓮。花が咲くのは午前のみで、早朝に花が開き始め、7-9時ごろには満開に。それから、またゆっくりとつぼみの状態に戻ります。


一部の旅好きには知られ始めていますが、まだ外国人観光客は少なく、平日の早朝は、静寂そのもの。肌寒い日の出の頃に来ると、徐々に日が昇り変化していく幻想的な景色を満喫することができます。


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訪れた多くの人が「天国のようだった」というタレー・ブア・デーン。静寂の中でひとり見渡す限りの蓮の花に囲まれると、この世じゃない場所に来た気分に。訪れた人にしか分からないこの体験、ぜひお試しください。


続きます。


2017年1月 4日
2016年12月 1日
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