キリスト教のお祭り復活祭(イースター)が近付くと始まるチョコレート商戦

公開日 : 2014年04月15日
最終更新 :

こんにちは、バロッサ特派員のヴァンダズワン愛です。

今年は4月20日がキリスト教のお祭り、復活祭(イースター)です。

日本で言うところの「盆と正月がいっぺんに来たようだ!」という

表現をこちらの言い方で例えると「イースターとクリスマスが

いっぺんに来たようだ!」という感じになると思います。

家族が集まってお祝いします。

イースターの前には46日間の四旬節(大斉節・レント)という

イエス・キリストが荒野で修行をしていた期間があります。

その期間が始まるかどうかぐらいな時から

イースター商戦のチョコレート売り、そしてその頃にしか

出回らないホット・クロス・バンがお店に並ぶようになります。

イースター・バニーは良い子に卵やキャンディーを

運んでくるというサンタさんのような役割だそうです。

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こちら、全てバニーちゃんのチョコレートです!!!

チョコレートの上にはチョコレートと同じ形をした

ビニール製のバニーちゃんの乗っていましたが

大き過ぎて写真に納まりませんでした。圧巻!!!

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そして、バニーと一緒に売られているのが

イースター・エッグといって卵型の大小、チョコレートです。

今年はバニーに押されて卵の数が少ないように感じました。

卵は新しい命と信仰のシンボルなのです。

昔はゆで卵(また日本の私が通っていた教会もゆで卵でした)

しかし、チョコレート屋さんがバレンタインのようにチョコレートで

売りだしたのでしょうね。

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そして、こちらがホット・クロス・バンです。

ドライフルーツが入った甘いパンで

上の十字はイエス・キリストの受難を表すのだそうです。

伝統としてはグッド・フライデー(聖金曜日・受苦日)に

食べられていたようですが、今ではレントの期間にも売りだされております。

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そして、こちらがチョコレート・バージョンです。

ドライフルーツの代わりにチョコ・チップスが入っているもの、

あるいはドライフルーツとチョコ・チップスが両方入っているもの

などなど・・・誘惑多しなのです。

やはり、期間限定と言われるとつい手が伸びてしまいます。

日本にはまだこれらのイースター商戦がそれほど入っていないでしょうか。

家族、とくに子供達がイースター・エッグ・ハントといって

イースターの朝にお庭に隠した卵を見つける競争をします。

メルボルンに住んでいた頃にお友達に誘われて

イースターの里帰りに一緒に連れて行ってもらった時には

兄弟・姉妹の間でチョコレートの交換をして・・・

私は半年ぐらいそのチョコレートが残っていた覚えがあります。

(友達はほとんど一気・・・あっという間に食べきってました!)

日本のバレンタインズ・デーのように

こちらでチョコレートがどんどん売れる時期ですね。

そして、クリスマスと同じようにグッド・フライデー(今年は4月18日)は

全てのお店がお休みになります。

パブも閉まりますので、街が静まり返ります。

ご注意下さいね。

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