キリスト教のお祭り復活祭(イースター)が近付くと始まるチョコレート商戦
こんにちは、バロッサ特派員のヴァンダズワン愛です。
今年は4月20日がキリスト教のお祭り、復活祭(イースター)です。
日本で言うところの「盆と正月がいっぺんに来たようだ!」という
表現をこちらの言い方で例えると「イースターとクリスマスが
いっぺんに来たようだ!」という感じになると思います。
家族が集まってお祝いします。
イースターの前には46日間の四旬節(大斉節・レント)という
イエス・キリストが荒野で修行をしていた期間があります。
その期間が始まるかどうかぐらいな時から
イースター商戦のチョコレート売り、そしてその頃にしか
出回らないホット・クロス・バンがお店に並ぶようになります。
イースター・バニーは良い子に卵やキャンディーを
運んでくるというサンタさんのような役割だそうです。
こちら、全てバニーちゃんのチョコレートです!!!
チョコレートの上にはチョコレートと同じ形をした
ビニール製のバニーちゃんの乗っていましたが
大き過ぎて写真に納まりませんでした。圧巻!!!
そして、バニーと一緒に売られているのが
イースター・エッグといって卵型の大小、チョコレートです。
今年はバニーに押されて卵の数が少ないように感じました。
卵は新しい命と信仰のシンボルなのです。
昔はゆで卵(また日本の私が通っていた教会もゆで卵でした)
しかし、チョコレート屋さんがバレンタインのようにチョコレートで
売りだしたのでしょうね。
そして、こちらがホット・クロス・バンです。
ドライフルーツが入った甘いパンで
上の十字はイエス・キリストの受難を表すのだそうです。
伝統としてはグッド・フライデー(聖金曜日・受苦日)に
食べられていたようですが、今ではレントの期間にも売りだされております。
そして、こちらがチョコレート・バージョンです。
ドライフルーツの代わりにチョコ・チップスが入っているもの、
あるいはドライフルーツとチョコ・チップスが両方入っているもの
などなど・・・誘惑多しなのです。
やはり、期間限定と言われるとつい手が伸びてしまいます。
日本にはまだこれらのイースター商戦がそれほど入っていないでしょうか。
家族、とくに子供達がイースター・エッグ・ハントといって
イースターの朝にお庭に隠した卵を見つける競争をします。
メルボルンに住んでいた頃にお友達に誘われて
イースターの里帰りに一緒に連れて行ってもらった時には
兄弟・姉妹の間でチョコレートの交換をして・・・
私は半年ぐらいそのチョコレートが残っていた覚えがあります。
(友達はほとんど一気・・・あっという間に食べきってました!)
日本のバレンタインズ・デーのように
こちらでチョコレートがどんどん売れる時期ですね。
そして、クリスマスと同じようにグッド・フライデー(今年は4月18日)は
全てのお店がお休みになります。
パブも閉まりますので、街が静まり返ります。
ご注意下さいね。
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