【美味しいパンが魅力の創作イタリア料理店】~今年3月にオープン!日本人女性2人が営むベーカリーカフェ&ワインバー La Traviata~

公開日 : 2014年11月19日
最終更新 :
筆者 : 竹内里枝

前回の記事でも紹介したように、ベンガルールには「日本食」をうたいながら、日本人が常駐しているレストランが少ないのが現状です。そんな中、創作イタリア料理店を営む日本人女性たちに出会いました。

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鉄板ナポリタンやカルボナーラ九州醤油仕立て、塩焼きそば風パスタ、ポークジンジャーやチキン南蛮などオリジナリティある洋食で、マサラに疲れた日本人を癒し、かつインド人の心を掴んでいる。

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写真は、クワトロピザ・塩やきそば風パスタ・バジルクリーミーパスタ。

そんなユニークな店を切り盛りする小池式子さんとシャー奈津美さんは、元々エディター&ライターという間柄。オペラやクラシック音楽はじめアート雑誌などでコンビを組んでいたふたりがインドで起業した、そのワケとは?

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「インド人の夫と結婚して移り住んだこの地でも、美味しい食事&ワインを飲みながら、家族や友人たちと人生や芸術について語り合える空間がほしかったんです」、と奈津美さん。

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2人の乳幼児を抱え、イタリアはピエモンテ州のワイナリーを巡ってワインを、また南仏ではアンティーク家具を買い付けてきて、図面もなしに外装&内装工事をやってのけた強者です。

その間、小池さんは日本でパンを学び、東京のイタリアンダイニングで料理の修業を積んだそうです。

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彼女の作るパンは、日本人好みのもっちり、しっとり、ふわふわの三拍子揃っていながら、材料はすべてインドで入手しているというから驚き!

「インドは小麦の輸出国でありながら強力粉が手に入らないため、いろんな国の強力粉を取り寄せて試しました。その結果、意外にもインドの小麦粉が中力粉であっても一番使えることがわかったんです。ベンガルール内の3つの製粉所に挽いてもらい、パンの種類によって配合を変えています」と小池さん。嬉しいことにその小麦粉は、Rs80/1kgで購入可能。日替りで、メロンパン、あんぱん、ソーセージロール、シナモンロールなどが店頭に並び、湯だねの食パンはオーダー制。りんごがごろごろ入ったアップルパイも人気です。

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また、ミニコンサートはじめ、アクセサリーや小物などの手作りアイテムが揃うマルシェを定期的に主催するなど、娯楽の少ないベンガルールに楽しみも作ってくれます。次回のマルシェは、12/6(土)3:30〜7:00pm。シュトーレンなどクリスマス限定メニューが登場します。そして、今月から手作りの石釜で焼き上げたピザの宅配がスタートします。

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~Bakery Café&Wine Bar~

La Traviata

#152,1st Block,Sarjapur Main Road,Koramangala,Bangalore

電話080-41692546

営業時間 午後12:00~(9:30Last order 金曜日と土曜日は10:30Last order)

定休日 月曜日

www.facebook.com/CafeLaTraviata

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