「インドのワインを味わおう!」~紅茶だけじゃない!インドの魅力~

公開日 : 2015年02月26日
最終更新 :
筆者 : 竹内里枝

ベンガルールは、現在日本でいう秋の運動会の季節のような心地いい日々が続いています。そして、街の至る所にはブドウが並び、ワイナリーも忙しくなる季節になってきました。

 インド産のワインと聞いてピンとくる人は少ないかもしれませんが、ネットで検索してみる過去にはNHKの特集で取り上げられていたり、日本での取扱い代理店などもヒットします。

今回は、ベンガルールにあるワイナリーを紹介します。

ベンガルール国際空港からさらに北へ30分程の所にGrover Vinyards 社のワイナリーがあります。

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8年間に及びフランスで醸造技術を学んだ創業者は、1998年この地でブドウの栽培とワインの生産を始め、1992年最初のワインが完成しました。そして2005年には、世界的なワイン品評会で高い評価を受けているほどインドワインは知る人ぞ知る特産品なのです。Grover Vinyards 社は、今やインド最大のワイン輸出を手掛けていて、ここで生産されている20%のワインは、日本、フランス、イギリスへ輸出されているそうです。インドワインの大手メーカーは、他にもSULA Vinyards社が、インド西部の都市ムンバイ(ボンベイ)から180キロ北東に離れたナシクの町に位置します。小さなワイナリーは、他にもたくさんあるようですが、この2社が国内でも有名なようです。Grover Vinyards 社のワイナリーは、事前に予約すればワイナリーツアーに参加でき5種類のワインのテイスティングもできます。ワイナリーツアーでは、まずワインが醸造されている84のタンクに案内され、赤、白、ロゼの作り方を詳しく紹介してもらえます。

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そして地下の貯蔵庫へ。

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薄暗く、ちょっぴりひんやりとした貯蔵庫の中で味わうワインはちょっぴり新鮮。

おつまみのクラッカーとチーズでゆっくりと試飲ができます。

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また、ワインボトルに貼られたラベルは、インドのアーティストによって描かれていて個性的でかわいい。

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お土産にしても喜ばれそう。気になるワインのお値段は、750mlでRs400~。

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ワイナリーツアーは1時間半から2時間で終わり、その後ランチ(インド料理)も付いてきます。

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ワイナリーからさらに20分程かけてブドウ畑を見に行くのもおすすめです。特に2月から4月にはブドウの実がなるので今が見ごろです。

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Grover Zampa Vineyards Ltd

#63, Raghunathpura Village

Doddaballapur - Devanahalli Road

Web:http://www.groverzampa.in/

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