「インドで手作り餃子はじめました!」

公開日 : 2015年07月09日
最終更新 :
筆者 : 竹内里枝

日本から持ち込んだ冷凍餃子が底を突こうとした時、友人から手作り餃子を作っている台湾人がいるといううれしい情報をもらった。早速、電話で注文してみると、カチカチに凍った一口サイズの餃子を持ってきてくれた。なんと一パック25個も入っているではないか!値段はRs200と安い!

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仕上がりもこんな感じで文句なし。

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以前、日本食レストランで餃子を注文した時、一皿Rs700(1400円くらい)でびっくりしたことがある。日本なら当たり前のように食べられる餃子。でもここでは高級品。

台湾人夫婦が作る手作り餃子がなぜ安いかというと、材料はすべてインドで調達しているからだ。餃子の皮には通常強力粉を使うが、インドでは強力粉が手に入らないので中力粉の中でもグルテンの高い粉を探したという。

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餃子の皮がスーパーにあれば、我々もそんなに悩むこともないのだが、皮は、外国の食材を取り扱うお店に時々並ぶくらいで、いつも手に入る環境ではない。

自宅兼お店で、餃子だけでなく、あんまん、肉まん、ワンタンなどの点心を製造販売している台湾人ご夫婦。

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日本人よりも住んでいる人が明らかに少ない台湾人が、そもそも何故ここに住んでいるか聞いてみた。2006年にご主人のJerryさんは、台湾からインドの貧しい子供達に文房具や古着を届けたり、歯医者を派遣するなど社会貢献活動の一環で渡印した。しかし、それを続けることが難しくなり、現在は花崗岩を台湾と中国に輸出する仕事をして生計をたてている。奥さんのSofiさんは、2年前まで手作りパンを売ったりしていたが、中華料理店の少ないベンガルールでおいしい餃子を食べたいという発想から、去年の10月手作り点心を扱うChinese Frozen Foodを始めた。台湾と言えば、日本人が選ぶもう一度行っておきたい国No1。人気の秘訣は、料理がおいしい。味覚が似ているからなのか味付けが日本人の口にも合うからだ。そんな台湾人が作る点心だからこそ期待はできる。

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とにかく前向きで明るいご夫妻は、自分たちの点心を売り込むため各コンドミニアムなどで無料の試食会を行いその名を広めている。

日本人マダムはもちろん、単身赴任の駐在員にとってもありがたい存在。

さらに、持ち寄りパーティーにも調理した点心をデリバリーしてくれるのでこの先も頑張ってほしい。

【Chinese Frozen Food】

43-2,7th B Cross Road Muthyalanagar

【Menu】

①Dumpling(餃子) 1pack25個Rs200~

②Wonton(ワンタン) 1pack25個Rs250

③Shao mai (焼売)1pack10個Rs200

④Steamed Stuffed Bun(肉まん・あんまん) 1pack4個Rs160~

⑤Fish Cake(さつまあげ)250g Rs150

⑥Spring Roll (春巻き)1pack20個Rs200

注文は、SMSに名前、住所、注文の品、デリバリー希望日時を書いて送信するだけ。

Jerry 9844334497 Sofi 8722149365

※デリバリー可能地域

Rs500の注文で5km圏内

Rs1000の注文で10km圏内

店頭での受け取りも可。

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