6月、ドイツのクラインガルテンではバラが満開です!
6月に入り、北国であるベルリンもあちこち花盛りになっています。 中でも、今一番目に付くのは満開のバラ。
日本では、ちゃんとした植物園やバラ園なんかに行かないとなかなかお目にかかれないイメージがあるバラですが、ベルリンではわりとそのあたりの公園でも植えられていたり、街中の植栽にも野バラが使われていたりして、道行く人の目を楽しませてくれます。
ちなみに、写真はすべてうちの近所のクラインガルテンのバラです。
クラインガルテンというのは、簡単にいうとドイツ式の「貸し農園+別荘」のようなもので、一区画200~400㎡くらいの敷地に庭と花壇、畑、果樹と小さな小屋があり、庭のない集合住宅に住む人にとっては、憧れのマイホームならぬ「マイガーデン」を持つという夢が叶う場所です。
集合住宅が多いベルリンでは、そんなクラインガルテンがいくつも集まった「クラインガルテンコロニー(集落)」が街のあちこちにあり、敷地を借りていない人もそのコロニーの中を自由に散策して、四季折々の庭を眺めることができます。(各敷地内には入れませんが、共有の通路が散策可。)
これから9月くらいまでは、クラインガルテンもまさに花盛り!ガーデン巡りが好きな方や、お花を見るのが好きな人は、各地のクラインガルテンにお邪魔して散歩してみるのも楽しいと思いますよ。
じゃあ、ベルリンのクラインガルテンはどこにあるのか?というと、Google Map で「Kleingarten Berlin」で検索するとこんな感じで出てきますし⇒☆、山手線のようにベルリンをぐるっと一周するSバーンのRing(リング)に乗車すると、線路沿いに何箇所も見えてきます。(リングについてはこちらの過去記事をどうぞ⇒『ベルリンの山手線「リングバーン」に乗ろう!』)
線路沿い=騒音の関係で、一般の住居は建てられない⇒クラインガルテンとして土地を有効利用、というわけで、電車の線路沿いにはクラインガルテンが多いのです。電車に乗っていて、「ん?あの小さな家が集まる緑いっぱいのエリアは何だ!?」と思ったら、それがクラインガルテンですよ。
それぞれのお庭の持ち主によって、個性豊かに彩られた夏のクラインガルテンを散歩するのは、私の密かな楽しみです! もちろんお庭に誰かがいるときは、そんなにジロジロ見れないですけどね。 6月お題"お花"
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