日本出張 ~スイス留学面談~

公開日 : 2016年07月27日
最終更新 :

日本はやっと梅雨明けしたようですね。日本の6月といえば、うっとうしい梅雨ですね。

今年のスイスの6月も梅雨と言ってもよいほど雨続きでした。

スイスだけではなく、ヨーロッパ各地で水害があったので、日本でも報道されたことでしょう。

ベルンを流れるアーレ川も氾濫寸前でしたよ。

10年ほど前にアーレ川沿いで床下浸水などの被害があり、逃げ遅れた住民が山岳救助隊REGAのヘリコプターで屋根から救助されているところを目撃したことがありますが、今年は、そこまでの被害はなかったようです。

1週間の滞在でしたが、梅雨を覚悟して6月末に日本に行きました。

幸いに私の滞在中は、梅雨の晴れ間が続いてくれ、東京・大阪滞在中、小雨に少々打たれただけでした。

私は、日本には、年に3,4回帰国しています。

毎回出張なので、日本の観光地を訪れたり、実家をでゆっくりとはなかなかいきません。

今回の帰国の第一の目的は、7月頭からスイスのサマースクールに参加している聖菜ちゃんを関西国際空港からジュネーブ空港までお連れするということでした。

弊社は、昨年も聖菜ちゃんをお世話させていただいていて、その時の写真を今発売の「地球の歩き方」スイス編のスイス留学の広告に使わせていただきました。

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お迎え日の1週間ほど前に日本入りし、スイス留学にご興味のあるご家族と面談をしたり、スイス視察中に現地サポートをご希望される企業の担当者の方と打ち合わせをしたり、弊社が広告代理店をしている『地球の歩き方』スイス編の新担当の方にご挨拶に行ったりと、毎日朝から晩まで予定をこなしてきました。

そんなある日、お昼の面会で名刺入れがなくなっていたことに気づきました。午前中の面会時にはあったので、移動中に落としたのだろうと諦めていました。

幸い、それまでいただいた名刺は別に保管してあったので、あまり気に留めていなかったのですが、翌日留守番電話のメッセージが入っていました。

いつものように、スイス留学に関するお問い合わせだろうとメッセージを聞いてみると・・・

「丸の内警察署のxxです。名刺入れの落とし物が届きました。」

私の名刺に日本の電話番号を印刷しておいたことが、こんなところでも功を奏しました。

こんな些細な落とし物でも交番に届けてくれる人がいるとは、本当に日本は特別な国ですよね。

留守電を聴いて、交番に連絡をつけたのは、大阪行きの飛行機を待つ羽田空港で。

身分証明をしてからでないと落とし物を引き取れないとのことで、しばらく東京来ない私の手段は、委任状を書いて、友人に取りに行ってもらうことでした。

名刺入れの価値はとても低いものですが、拾ってくれた方のご厚意にも応えたいし、目立たないながらも東京で働いていたアメリカの会社「AT&T」のロゴいり名刺入れだったので、東京に住む友人に委任状を送って、丸の内警察署まで行ってくれるよう打診してみました。

たまたま友人が丸の内近くに行く用事が都合よくあり、期限内に無事名刺入れを受け取ってくれることができましたよ。

今回の帰国中、6歳から14歳までのお子様について10組の家族にお会いしました。

私が帰国している間に、是非ともお会いしたいと、名古屋から東京に来られたり、金沢や名古屋から大阪に来られたご家族もいらっしゃいました。

お子様の将来を真剣にお考えのご家族にお会いできることは、とても光栄で、喜ばしいことです。

日本の学校に通わず、スイスの学校に行く正規留学を始めるまでのプロセスは、通常1、2年かかります。今回お会いしたご家族のお子様を、来年、再来年にスイスにお迎えするのを楽しみにしています。

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筆者

スイス特派員

田山 貴子

欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。

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