今年の夏も、スイス夏休みサマースクール短期留学のお子様サポート
今年の夏も日本からスイスのサマースクールに参加する幼稚園児、小学生、中学生、高校生のお子様のお世話を無事終えました。
弊社が参加申込から現地サポートをご提供したお子様は全員緊急サポートの必要もなくサマースクールを全うし、楽しい思い出と共に無事にお帰りになりました。
スイスには、ボーディングスクール(寄宿学校)やキャンプ専門校が夏休み中に開催するインターナショナルなサマースクールが多数あります。
(レマン湖と対岸のアルプス山脈が望める寄宿学校)
最低でも20か国、多くは120か国の国からの子どもたちが参加し、開催期間は6月中旬から8月下旬までで、2週間から最長11週間参加できます。
寄宿学校が開催するサマースクールの多くは、8月中旬までに終わってしまい、日本の多くの学校が夏休みになる7月20日以降のセッションだと、2、3週間しか参加できず、しかも、日本人生徒の参加も増えてしまいます。
(学んで遊べる3歳児からのサマースクール)
それでも、素晴らしい体験になることは間違いないのですが、夏休みがもっと早くから始まる学校に通っていらしゃるお子様や、お休みが取りやすい幼稚園児や小学校低学年のお子様には、7月上旬からスイスのサマースクールを一度体験してもらえたらなと思うところです。
(バイリンガル幼児サマースクール)
そんな中、小規模の寄宿学校で、7月末からの2週間、日本人が一人だけだったという「穴場」のサマースクールもありましたよ。
プロのサッカーチームが主催するサッカーキャンプに参加できるプログラムを目当てに高校一年生の男子生徒が参加していました。
ご自身では、外国語でのコミュニケーションはあまりできないとおっしゃっていましたが、日本語が分かる人がいない中で、絶対に英語(又はフランス語)を話さなければならない環境に放り込まれている状態でした。でも、サッカーができて嬉しそうでしたよ。
日本からの参加者がいると安心する部分も確かにありますが、せっかく海外ヨーロッパまで来たのですから、全くの国際環境で自分を試すのもいいでしょうね。
(ロボティックスやコンピュータプログラミングコースも人気)
中高生の場合、外国語でのコミュニケーションが難しい生徒が陥りがちなことは、知らない環境でコミュニケーションが取れずパニックになってしまうことです。
特に英語が多少できる別の日本人生徒がいると、できない自分が恥ずかしく感じられ、早々に「サマースクールを止めて日本に帰りたい」と日本にいるご家族に伝えてしまい、帰国便が手配された数日後には、実はサマースクールが楽しくなってきているのだけれども、帰国しなければならないケースです。
このようなケースは、事後にご家族から連絡を受けて知ったことですが、現地に日本人サポートがいない日本の留学エージェントをご利用の場合です。帰国を決める前に弊社に連絡を入れていてくだされば、お子様の様子を伺いに学校訪問をしたりすることができたのにと残念です。
昨今、国際化の波が押し寄せ、子どもに海外体験をさせたいけども、治安が心配だとおっしゃるご家族が多くいらっしゃいます。
言語力をつけることや海外体験をさせることがお子様の幸せにつながるとは限りませんから、全てのお子さんに留学をお勧めしませんが、留学させるならどの国が良いでしょうか。
私はスイスにいるので、偏見があります。その私が客観的に見て、スイスをお勧めするポイントを挙げましょう。
1) 治安が良く自然災害が少ない
ご家族がまず考慮されるのは、お子様の安全です。
スイスは、永世中立国です。どこかの国を攻撃することがないので、他国の標的になる可能性が低いです。
安倍政権前は、日本も世界から同様に見られていたでしょうが、今では、日本も他国を攻撃する「軍隊」を持つ国と認識されてもしかたのない状態になっています。
また、日本では自然災害がどこでもあり得る状況にあり、原発も再稼働され、日本国内にいても安心とは言えません。
2) 国際環境
スイスの国土は、九州ほどです。私の両親は熊本出身なので、同じ日本語と思えない訛りで年配の親戚と意思疎通ができないことがありますが、想像してみてください。九州自体に全く別の4つの言語があったとしたら。
それが、スイスです。
それぞれの言語圏がそれぞれの隣国の文化に強い影響を受けています。
また、これだけの小国ですので、フランス、ドイツ、イタリアなどに日帰り旅行ができるほど行きやすいです。
(色んな国の子どもたちと学びます。)
3) 多言語環境
スイスの公用語は、4か国あります。ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語とあり、多くの観光地や企業では英語が使われています。
スイスの寄宿学校に小学校から通えば、必ずネイティブレベルの英語力とフランス語(又はその他の言語)が身に付きます。学校で習っているだけではなく、一歩学校を出れば、学校で学習した現地の言語を使う機会があるのです。
幼児期から英語教育に力を入れてらっしゃるご家族が多い中、これから15年、20年後、お子様が社会に出て自立するころ、英語ができることは特別でなくなることでしょう。
英語と別の言語をビジネスレベルで使えると、強力なアドバンテージになると考えます。
4) 国際機関
スイスには、国連など国際組織の本拠地がたくさんあります。
国際企業も多くあり、留学中に会社訪問をしたり、就労体験(インターン)をする機会があることでしょう。
お子様の視野が広がるだけではなく、国際機関などに就職するきっかけにもなるかもしれません。
5) 大自然
スイスと言えば、アルプスに代表される絶景があります。
海さえないものの、川、湖、山があり、ハイキング、ラフティング、ボートなどが楽しめます。
学校自体がアルプスの山の中にあることもあり、緑に囲まれた生活ができます。
(校庭で午後のアクティビティ)
6)スイスまでの直行便
多くの寄宿学校はジュネーブ空港が最寄りで、日本からジュネーブ空港に行くには、必ず乗り換えが必要となります。
以前は、羽田からヨーロッパの都市で乗り換えて、ジュネーブ空港に行く留学生が多かったですが、近年のテロ事件で、ヨーロッパ諸国での乗り換えは不安なことから、成田からチューリッヒ空港までの直通をご利用し、チューリッヒ空港経由でジュネーブ入りする経路に変わってきました。
ジュネーブ・チューリッヒ間のフライトの心配をしないでも良いように、チューリッヒ空港発着で弊社同行サポートをご利用になって学校と空港を移動されるお子様もいらっしゃいましたよ。
テロのことは心配でも、スイスを知るご家族は、お子様をスイスに留学させることには不安をお感じではありません。
より多くの日本の子どもたちに、スイスのサマースクールを体験してもらいたいので、毎年たくさんのご家族とお話しをさせていただいて、ご要望の多い内容を集結した弊社特別プログラムをご提案する予定にしています。
特別プログラムの暫定内容
・サマースクール参加手続き代行
・日本人スタッフによる成田・チューリッヒ空港往復同行
・日本人スタッフによるチューリッヒ空港・学校送迎往復同行
・チューリッヒ空港・学校発着をご家族に随時通知
・サマースクール参加中のお子様のご様子をレポート
・緊急現地サポート
・グループ価格
サマースクールを開催する学校は、チューリッヒ空港から1時間ほどの立地で、1889年に設立され家族代々が運営しているボーディングスクール(寄宿学校)となる見込みです。
6歳から20歳対象のプログラムで、基本的に、午前中は語学学習(英語、ドイツ語、又は、フランス語)、午後は様々なアクティビティとなっていますよ。
弊社特別プログラムについては、スイス留学.comでお知らせしますね。
スイス留学.comのメルマガにご登録いただければ確実に情報を得ることができます。
なお、こちらの提携校では、来年のサマースクールの内容を企画中です。
ご自身のお子様を参加させる場合の必須条件やご希望のプログラム内容をお知らせくだされば、学校にお伝えしますので、お気軽にご連絡くださいませ。
スイス留学.comのLINE@を始めました!
QRコードで追加
LINEアプリの「友だち追加」から「QRコード」を選択して、下のQRコードを読み取りってください。
「友だち追加」ボタンで追加
LINEアプリがインストールされているスマホから下のボタンをクリックしてください。
告知: ウェビナーを開催します。
8月30日火曜日の日本時間21時から今年のサマースクールの体験談をお話しします。
詳しくは、こちら↓に後日掲載いたします。
それでは、近々LINEやUstreamでお会いしましょう~
この記事が役に立ったら、このリンク⇒にほんブログ村をクリックしてくださいね!
筆者
スイス特派員
田山 貴子
欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。