ドイツで食べられるファーストフード、Gyros
ドイツに来ると日本に比べて、気軽に食べられるレストランが
少ないことに気が付きます。
小腹がすいたときの味方がDöner KebabとGyrosです。
Döner Kebabはドネルケバブのことで、トルコ系のファーストフードで、
日本でも見かける肉をローストさせたケバブのことです。
一方Gyrosも作り方はドネルケバブとほとんど同じですが、
トルコではなく、ギリシャ系のファーストフードです。
どちらもガラス張りのことが多く、中を覗くことができます。
屈強なギリシャ人やトルコ人の店員が待ち構えていますが、
恐れず注文してみてください。
今回は日本人にはあまり馴染みのないGyrosの紹介をします。
日本ではケバブと言えば、ピタの中にお肉や野菜が入っている
イメージですが、ドイツではピタに入ったものやお皿にたっぷり盛ったものなど
様々です。
一番安いのが、Gyros Taschenです。だいたい3ユーロくらいです。
ちなみにGyrosのお肉はだいたい羊肉です。
ピタに入ったギロスで、回るお肉をそぎ落として入れ、オーブンで温めてくれます。
それから野菜を好みで選びます。
トマトやレタス、きゅうりや酢漬けのキャベツなどがあります。
特に好き嫌いがなければ、
「alles bitte(アレス ビテ)」(全てお願いします)
といえば、ちょうどいいバランスで入れてくれます。
私はいつもそうしています。
こちらはGyros Tellerです。Tellerはお皿と言う意味です。
日本ではあまり見かけませんが、お皿にたっぷり盛ったメニューが
ドイツではとっても人気です。
Gyros Completというのを選ぶとGyros、サラダ、ポテトフライとzaziki(ツァツィキ)というギリシャのヨーグルトでできたソースがかかったものが
出てきます。
Gyros TellerもGyros Taschenも付け合せを選ぶことができます。
メニューを見るとmitと書いてありますが、mitは英語で言うwithです。
mit Pommes・・・ポテトフライセット
mit Salat・・・サラダセット
mit Zaziki・・・ソース付き
たっぷりこれでもかと食べるならCompletがお勧めです。
お肉が油っぽいのでおなか一杯になります。
私はGyrosが本当に大好きで、月に2度は食べに行っています!
最後にこちらはCevapcici(チェヴァプチチ)とセットのGyros Completです。
ひき肉か細かく切ったお肉をGyrosと同じように焼いた料理ですが、
Gyrosよりもあっさりしています。
ギリシャ移民はドイツにたくさんいるので、Gyrosはどこでも食べることができます。
ドイツ料理に飽きてきたら、ぜひ食べてみてください♪
とってもお勧めです!!
筆者
ケルン2特派員
マリ・ミュラー
ドイツに約10年在住。
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