ドイツで食べられるファーストフード、Gyros

公開日 : 2016年08月08日
最終更新 :

ドイツに来ると日本に比べて、気軽に食べられるレストランが

少ないことに気が付きます。

小腹がすいたときの味方がDöner KebabとGyrosです。

Döner Kebabはドネルケバブのことで、トルコ系のファーストフードで、

日本でも見かける肉をローストさせたケバブのことです。

一方Gyrosも作り方はドネルケバブとほとんど同じですが、

トルコではなく、ギリシャ系のファーストフードです。

どちらもガラス張りのことが多く、中を覗くことができます。

屈強なギリシャ人やトルコ人の店員が待ち構えていますが、

恐れず注文してみてください。

今回は日本人にはあまり馴染みのないGyrosの紹介をします。

日本ではケバブと言えば、ピタの中にお肉や野菜が入っている

イメージですが、ドイツではピタに入ったものやお皿にたっぷり盛ったものなど

様々です。

一番安いのが、Gyros Taschenです。だいたい3ユーロくらいです。

ちなみにGyrosのお肉はだいたい羊肉です。

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ピタに入ったギロスで、回るお肉をそぎ落として入れ、オーブンで温めてくれます。

それから野菜を好みで選びます。

トマトやレタス、きゅうりや酢漬けのキャベツなどがあります。

特に好き嫌いがなければ、

「alles bitte(アレス ビテ)」(全てお願いします)

といえば、ちょうどいいバランスで入れてくれます。

私はいつもそうしています。

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こちらはGyros Tellerです。Tellerはお皿と言う意味です。

日本ではあまり見かけませんが、お皿にたっぷり盛ったメニューが

ドイツではとっても人気です。

Gyros Completというのを選ぶとGyros、サラダ、ポテトフライとzaziki(ツァツィキ)というギリシャのヨーグルトでできたソースがかかったものが

出てきます。

Gyros TellerもGyros Taschenも付け合せを選ぶことができます。

メニューを見るとmitと書いてありますが、mitは英語で言うwithです。

mit Pommes・・・ポテトフライセット

mit Salat・・・サラダセット

mit Zaziki・・・ソース付き

たっぷりこれでもかと食べるならCompletがお勧めです。

お肉が油っぽいのでおなか一杯になります。

私はGyrosが本当に大好きで、月に2度は食べに行っています!

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最後にこちらはCevapcici(チェヴァプチチ)とセットのGyros Completです。

ひき肉か細かく切ったお肉をGyrosと同じように焼いた料理ですが、

Gyrosよりもあっさりしています。

ギリシャ移民はドイツにたくさんいるので、Gyrosはどこでも食べることができます。

ドイツ料理に飽きてきたら、ぜひ食べてみてください♪

とってもお勧めです!!

筆者

ケルン2特派員

マリ・ミュラー

ドイツに約10年在住。

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