ボストン美術館でアメリカ印象画を堪能する

公開日 : 2012年12月20日
最終更新 :

観光をするにはちょっと厳しい天候の日は、美術館巡りに最適です。

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ボストン美術館を初めて訪れた時、そのスケールに驚きました。ニューヨークのメトロポリタンやワシントン・ナショナル・ギャラリーに匹敵する規模で、古代エジプト美術から近代美術まで多彩なコレクションを収蔵し、日本国外最大の日本美術のコレクションを蔵することでも知られています。

今日の焦点はアメリカ印象派の絵を観ること☆

19世紀当時、印象派はフランスでは不評でしたが、アメリカでは成功し、「印象派はフランスで生まれ、アメリカで開花した」と言われます。アメリカ印象派の画家の多くはニューイングランド地方で活躍したため、この地域一帯の美術館に作品があり、ボストン美術館にも多くの作品が展示されています。

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ジョン・サージェント、メアリー・カサット、チャイルド・ハッサム、ロバート・ボンノー、ジョン・トウァクトマン。。。と、アメリカ印象派の名作がずらり。

鮮やかな色彩が本当に綺麗です

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「ボイト家の子供たち」 ジョン・シンガー・サージェント

両脇の花瓶は描かれている物と同一で、ボイト家からの寄贈品です。

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「チャールズ・E・インチス婦人」(詳細) ジョン・シンガー・サージェント

魂が宿っているかのような肖像画ですね

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日本画の構図を意識したロバート・ボンノーの風景画

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デニス・バンカー                       フランク・ベンソン

アメリカに渡り、更に明光溢れる作風になった印象派。外の悪天候などすっかり忘れてしまいます。

ミュージアム・オブ・ファイン・アーツ・ボストン Museum of Fine Arts, Boston

 465 Huntington Avenue, Boston, Massachusetts 02115

 617-267-9300

 最寄駅: 地下鉄グリーンE線  Museum of Fine Arts駅、地下鉄オレンジ線 Ruggles駅

 月-火: 10 am-4:45 pm;

 水-金: 10 am-9:45 pm;

 土-日: 10 am-4:45 pm

 休館日: 元旦、愛国記念日(4月の第三月曜日)、独立記念日(7月4日)、サンクスギビング(11月第四木曜日)、クリスマス

 料金などは美術館ウェブサイトをご覧ください。

ボストン美術館の歴史 (日本語)

☆ 2013年1月21日、2013年5月27日、2013年10月14日は一般公開日で、入館料は無料です。

☆ 展示品は定期的に入れ替わるので、紹介した作品が必ず観られるとは限りませんが、何度訪れても新しい発見があります。

☆ ボストン美術館の姉妹館が名古屋市にあり、コレクションの一部が日本でも見られます。

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