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オーストラリア/ブリスベン特派員ブログ 植松 久隆

オーストラリア・ブリスベン特派員が現地からオセアニア地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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5月も残りわずかのこのタイミング、駆け込みでアップする今月のお題の「スタジアム」。


ブリスベンが誇るオーストラリア有数の球技専用スタジアムが、ここ「サンコープ・スタジアム」。
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緑の芝生に、青い空、オレンジ色の座席のコントラストが何とも目に鮮やかなこのスタジアムは、52,500人の収容数を誇り、国内外の評価も非常に高い。ブリスベン一、いやクィーンズランド州一のスタジアムと言って差し支えないだろう。


まずは、何よりもそのアクセス。ブリスベン中心部からのアクセスはピカイチで、市の繁華街から徒歩10分程度で着くスタジアムは豪州国内のみならず、世界中を見渡してもそうはない。そして、使用する選手の施設・設備面でも評価は総じて高い。年に数回コンサートでも使用されるが、このスタジアムでコンサートをするのは、世界的な大物ミュージシャンばかりで、毎回多くの観衆を集める。(筆者注:住宅地に隣接していることもあり、大音量が発生するコンサートでの使用回数を周辺住民に配慮して年間数回に留めている。昨年は、テイラー・スイフト、ワン・ダイレクションら4組のみ)


このスタジアムを本拠地とするのは、3つの異なる球技のプロ・クラブ。一番人気は13人制のラグビー(この国ではラグビー・リーグと呼ぶ)のブリスベン・ブロンコス、そして、サッカーAリーグのブリスベン・ロア。そして、もう一つが、15人制ラグビー(ラグビー・ユニオン)のプロ・リーグ”スーパー・ラグビー”のクィーンズランド・レッズ。

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(c)Nino Lo Giudice

今をときめくあの五郎丸歩選手が所属して、レッズの日本での知名度もうなぎ登りと聞く。国内外から日本人ファンも多く駆け付け、五郎丸選手のスーパー・ラグビー挑戦に声援を送る姿が見られた。残念ながら、5月21日のサンウルブズ戦で肩を脱臼した五郎丸選手は手術を要する大けがで今季絶望、今季の残り試合、サンコープスタジアムで日本の英雄・五郎丸の雄姿を拝むことはできなくなってしまった。


このスタジアムのアクセスの良さを書いた。2つあるメイン・ゲートの片側は、シティから歩いてくると「カクストン・ストリート」という道の両側をパブやクラブが軒を連ねた一角を通る動線になっている。そこでは、試合前に景気づけに飲んで騒ぎ、景気づけをするファン/サポーターの姿を見ることができる。
また、サッカーのロアのサポーター・グループ「THE DEN」のメンバーが、その年のチャンピオンを決めるファイナルの試合など大事な試合の前にはそのストリートを”マーチ・イン”と称して、通行止めにして練り歩く姿も見られる。下の写真は、当時、小野伸二が所属していたウェスタンシドニー・ワンダラーズとのグランド・ファイナルの当日のロア・サポーターのマーチ・インの様子。
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このサンコープスタジアムでは、サッカーの国際試合も数年に1回のペースで開催されており、2012年6月12日にはW杯最終予選での日豪戦では、本田圭佑、香川真司を擁した日本代表がサンコープ・スタジアムにその雄姿を見せた。
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フットボール・シーズン真っ盛りの時期には、3つのプロ球技の試合に使用されることで芝が酷使されることで、全体的に高い評価のスタジアムの中で、唯一あまり評価が高くないのが芝のコンディション。サッカー・オーストラリア代表のアンジ・ポスタコグルー監督は自らブリスベン・ロアを率いた経験もあり、「サンコープスタジアムが真の世界的なスタジアムになるには芝のコンディションが常に良いことが望まれる」という意図の発言をしたことがある。
そして、このスタジアム、2011年の1月にこの街を襲った大洪水ではグラウンド全部が泥水に没してしまう大被害を受けている。しかし、懸命な復旧活動を経て同年の2月末までには使用可能な状態に戻った。下のリンクは、洪水発生を伝える現地紙。記事内の写真で水に浸かったスタジアムの様子をご覧いただける。http://www.dailytelegraph.com.au/suncorp-stadium-on-fire/story-e6freuy9-1225986138040


ブリスベンが誇るサンコープ・スタジアム。滞在中に、もし、試合の日程が組まれているようであれば、ぜひ足を運んでみるとよいだろう。なぜ、このスタジアムが豪州有数のスタジアムと呼ばれるかをたちどころに理解いただけるはずだ。


2016年5月31日

交通標識がお題とのことで、今まで撮りためた写真をざっと見まわしてみた。

オーストラリアらしいと言えば、これが一番だろうか。
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「コアラ」と「カンガルー」、それぞれ単体の標識であればよく見かけるが、二つ並んでというのはなかなか見かけない。
日本からのツーリストには、この”ツーショット”表示はかなりキャッチーなようで、「写真撮りたい」という方のためにブリスベン近郊で数か所場所を控えてある。ちなみにこれは、ブリスベン近郊の沖合に浮かぶ砂の島ノース・スタラトブレーク島で撮ったもの。
この国にくらして10数年になるが、野生のコアラとカンガルーを同時に見たことはない。もし、見られたならば、あなたは相当ラッキーだと自慢していいだろう。

続いては、これ。
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「オーストラリアに鹿!?」と思われる方も多いだろうが、ブリスベン近郊では90年代頃に持ち込まれた個体が逃げ出しで野生化し繁殖。特に、ブリスベンの西部の丘陵地帯ではよく見られ、その地域ではここに掲げた標識が多く立てられている。
鹿の種類だが、ジャワ原産のルサジカ(Rusa deer)が一番多く、その次には大型のアカシカ(Red deer)、そして小型のダマジカ(Farrow deer)も見られる。今では、数が増えすぎて、農作物の被害や急な飛び出しでの交通事故の誘発など様々な問題を引き起こしており、いずれの種類も外部から移入した侵略的外来種として駆除の対象となっている。

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筆者は路肩に止まってるいるときに、突然前方の茂みから姿を現した大型のアカジカに遭遇した経験がある。優雅な角を持った大きなオスの成獣で近くで見ると、かなりの大きさでビックリした。
「そんなの飛び出て来たら、そりゃ危ないわな!」ということで、このようなバージョンも存在する。

土地が広い(余っている!?)オーストラリアでは、少し車を走らせると、馬の放し飼いなんかをしている家は幾らでもある。競馬場や馬術コースに近いところ、または広大な敷地を有するお屋敷街などではハイソな方々が優雅に馬に揺られて・・・なんて光景もそんなには珍しくない。そんな地域では、それがゆえに、「鹿」ではなく「馬」の標識がよく見られる。
写真は、そんな高級エリアからほど近いところにあるトレッキングコースとなっている山道の途中にあった標識。
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見ての通り「ここから、3.5KMの間は、車以外にもマウンテン・バイク、登山者、そして乗馬とシェアです」ってことだが、下に小さく見る少し先にある「速度制限・時速50㎞/h」の標識、当然、言うまでもなく車用。馬は、こんな山道で50㎞は無理だろうから…笑。

そのほかの交通標識は、別に普通。当然、英語で書いてあるので、その意味だけは知ってないとどうしようもない。
残念ながら、写真が手元にないが、黄色の標識に「DIP」「CREST」と大書してあるのなんかよく見かけるが、この辺はきちんと押さえておきたい。意味はお分かりだろうか。もし、当地で運転をされる予定のある方は知っておいて損は無いかもしれない。
答えは、このサイト(英語)で見つけられますので、興味のある方はぜひ。
http://www.qld.gov.au/transport/safety/signs/warning/index.html

当地の交通事情などは、また、あらためて別の機会で。


2016年4月28日

 南半球、亜熱帯のブリスベンのクリスマス。
 クリスマス当日の今日も蒸している・・・。何年、この国に住んでいても真夏のクリスマスはピンと来ない。天気も快晴とはいかず、雲が目立つ。この蒸し暑さだと遅かれ早かれストームがやってくるだろう、ともう長年の経験則から判断できてしまう。

brssy crissy.JPGのサムネール画像

 さて、気を取り直しての今月のお題、「イルミネーション」。
 ここブリスベンでも、毎年、地元のラジオ局の協賛で市内全体を挙げてイルミネーション(こちらでは、クリスマス・ライツ/  Chiristmas Lightsと呼ぶ)のコンテストが行われる。コンテストは、家庭(各家屋)ごとに競うパターンと、あるストリート(日本で言うと同じ路地に住む人たちが一緒になって)全体をデコレートして競うパターンとがある。
 といことで、特にもうロマンチックなことには縁の無い記者は、クリスマス・イブの夜、クリスマスライツ見物に行ってきた。本当は、今年のチャンピオンの家を見に行こうかと思っていたのだが、取材当夜がイルミネーション点灯の最終日でもあり、「凄く混んでいるんじゃない」との友人のアドバイスを受けて、方針転換。急遽向かったのが、個々の家は家庭ごとのカテゴリーにノミネートされていて、比較的近いところに3軒が集まったブリスベン南郊の某所。ほぼ、ストリート・ディスプレイに近い状態も見られるのではないだろうか、という計算もあった。

 自宅から15分ほど車を走らせた閑静な住宅街。普段であれば、夜の早いこの国では静まり返っているであろう住宅街の中の狭い道を頻繁に車が行きかう。目的地近い住宅地に入った後は、ナビの表示をチェックしなくても前の車に付いていくことで無事に目的地に到着。

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 現場に近い狭い路地の路肩は、もう一時駐車の車で既に埋まっていて、近くには車を寄せられない。少し離れたところに車を止めてから、徒歩で目的地まで戻る。
前にも書いたように、ここは3軒が集中しているので非常に明るい。カラフルなイルミネーションがチカチカと点灯して、何ともファンタジーな光景が目前に広がる。
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 これだけ、様々な装飾をこらしているのに、ここの3軒は残念ながらコンテストでは入選を逃したとのこと。優勝者のイルミネーションを主催者のホームページで後で確認したが、上には上がいる。渋滞覚悟でも見に行ったほうが良かったのかもと思わせる出来だった。時間が許せばと思ったものの、点灯が終わる午後10時まであと30分を切っていたので、泣く泣く断念。
 でも、個人的には、この3軒、過度にならない程度の装飾で上品さの残るイルミネーションでとても気に入った。
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  やはり、協力しつつ創り上げただけに3軒には共通のコンセプトを感じた。点灯中にはその3軒が華やかさを競い、何とも言えないハーモニーがあった気がする。
 3軒のちょうど中間点の路肩にはテーブルが出されて、何人かの初老の人達がワインを楽しんでいたが、おそらくオーナーの方々とその家族だろう。共同作業を共に鑑賞にしながら、それを肴にお酒を楽しむ―うん、非常に素晴らしいオージー・スタイルのクリスマス。
 ということで、彼らに勝手ながら「よく頑張ったで賞」を進呈しようと決めたのだが、。 あいにく、トロフィーも賞状も手持ちが無かったので、何も渡さずに帰ってきてしまった(笑)。

 それでは、皆さま、メリークリスマス。良い御年をお迎えください!!


2014年12月25日
2014年10月26日
2014年9月11日
2014年8月27日
2014年8月18日
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