本日はストのベルギー

公開日 : 2011年12月22日
最終更新 :

本日のベルギーは、新政府による年金制度の改正に反する公共機関が中心となるストで、特に公共交通機関がほぼ動きません。

この年末の忙しい時期に不便きわまりない状態です。

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ブリュッセル市内はバス、トラム、メトロも数本を除いてはほぼストップ状態。通勤される方は自転車や車を利用するしかないようです。

スト中でも観光したい旅行者には、ブリュッセルのあちこちに設置されているレンタル自転車サービス Villo! が便利。

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クレジットカードを利用して、自転車を好きな時間だけ借りることができますよ。

今回のストでは、学校も先生達がストに参加のため授業ができないところもあるそうです。前もって「12月22日にはできれば子供を学校へ連れてこないでください」と学校が通知したとこもあったとか。

ベルギーは両親共働きの家庭が多いし、法律上幼い子供を留守番させることもできないので、こういう時は本当に大変です。ベビーシッターさんも公共交通機関がなければ家に来てもらえないし。仕方なく仕事を休む人も出てきて、よけいに国の経済が悪化するような・・・。

刑務所の守衛も約80%がストのため、警察が代わりを務めるとか。病院関係はストをする人もいるけど、かろうじてオーガナイズできているようです。

なんかいろんなことが大丈夫なのかなーと思うけど、みんなスト慣れしているのでどうにかやっていけてる感じ。それがいいのか悪いかは別として。

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ブリュッセル空港は大丈夫なようで、飛行機の発着スケジュールは予定通りとのこと。しかし空港まで、あるいは空港から市街への交通手段はバスも電車もないので、タクシーや自家用車などを利用しなければなりません。タクシー会社はうはうはでしょうね。

パリやアムステルダムとベルギーを結ぶ高速電車タリスや、ロンドンーブリュッセル間のユーロスターも一日運行なし。どれだけの人に支障がでるのでしょうか・・・。

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このストの混乱は幸いにも本日のみ。クリスマス休暇を利用してベルギーを訪れる旅行者が、スムーズに移動でき、ベルギー観光を楽しめることを祈っています。

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