ブリュッセルで一番おいしいと評判! 行列のできるフリッツ店
「ブリュッセルに友だちが来たら、どこへ連れて行く?」とこちらに住む友人に質問して、おそらく一番よく名前が挙がるのが、フラジェ広場(Flagey)。カフェやバーで賑わう地元で人気の場所です。今回ご紹介するのは、そのフラジェ広場にある、ブリュッセルで一番おいしいフリッツ店に選ばれたお店です(ランキングはこちらで紹介されています)。
フリッツとは、ベルギーの国民食とも言えるフライドポテトのこと。でも、このフリッツ、ただ切ったジャガイモを油で揚げただけではありません!一度オーブンでグリルして、そのあと油で揚げるという2段階製法なので、中はホクホクで外はカリっとした食感がたまりません。
ブリュッセルにはたくさんのフリッツ専門店がありますが、その中でも特においしいと評判が高いお店が、フラジェ広場にあるフリット・フラジェ(Frit Flagey)。先日も氷点下の寒空の下、いつものように開店直後から、地元の人たちがお店の前に列を作っていました。
メニューはフリッツ以外にもソーセージの揚げ物やハンバーガーなどもありますが、やはりここは看板商品のフリッツを注文。フリット・フラジェでは、2つのサイズがあり、小さいサイズは2.10ユーロ、大きいサイズは2.40ユーロです。
そして、忘れちゃいけないのが、フリッツにつけて食べるソース。どこのフリッツ屋さんでもたくさんの種類のソースがあり、フリット・フラジェでは19種類のソース(各0.60ユーロ)から、好きなものを選んで注文できます。
【写真上】 左のメニューは一番下のCarbonnadesを除いて、すべてフリッツ用のソースです。右上のメニューはフリッツ以外の揚げ物やハンバーガー、そして右下は飲み物です。せっかくブリュッセルでフリッツを食べるなら、ベルギーでは一般的なマヨネーズ(Mayonnaise)か、ちょっと冒険してアンダルース(Andalouse)かサムライ(Samourai)がオススメのソースです。アンダルースはマヨネーズとトマト・ペーストがメインで、レモン汁、みじん切りの玉ねぎや赤ピーマンが入っていて、甘みと酸味のあるソースです。サムライはマヨネーズがベースで、ケチャップとチリ・ペーストが入っていて、かなりピリ辛で刺激的なソースです。
私がフリット・フラジェを一押しする理由は、どんなに長蛇の列ができていたとしても、一度に大量にフリッツを揚げることがなく、3~5人分を小まめに揚げるので、出来たてホヤホヤのフリッツが食べられるから。そして、フリッツを盛り付ける際に、焦げてしまったものや、小さくて揚がりすぎたフリッツは、見つけたら全部取り除いてくれるので、最初から最後までおいしいフリッツだけを食べられるから。ブリュッセルにはたくさんフリッツ屋さんがありますが、ここまでおいしさにこだわったお店は、他にはないのではないかと思います。
【写真上】 ソースはフリッツの上にかけるか、小さな容器に入れてもらえます。出来たてホヤホヤをいただきます!並ぶのは必至ですが、ブリュッセルへ来たら、このおいしさをぜひ味わってみてくださいね!
Frit Flagey (フリット・フラジェ)
住所: Place Flagey, 1050 Ixelles
営業時間: 火~日 11:30~24:00(金&土は02:00まで) 月曜日休み
HP: なし
<お役立ちメモ>
フラジェ広場へは、ブリュッセル中央駅(Bruxelles Gare Centrale)、または地下鉄ポルト・ドゥ・ナミュール(Porte de Namur)からバス71番に乗って、フラジェ(Flagey)で降りるのが便利です。ブリュッセル中央駅からは9番目(所要時間10分程度)、ポルト・ドゥ・ナミュールからは5番目(所要時間5分程度)の停留所がフラジェです。
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