ルーマニア版「イースター」について
ルーマニアはキリスト教の中でも正教を国教としている国。2017年のイースターは4月でした。他のキリスト教でもイースターの時期は変動制ですが、正教のイースターは、「春分の日」が過ぎた後に現れる「最初の満月」の「次の日曜日」に行うことになっています。イースターはルーマニア国民にとってとても大事な祝いの日です。
カトリックではウサギがシンボルとして使われていますが、ルーマニアの国教である正教では羊がシンボルです。
なぜ、羊がシンボルとして使われているのかというと、優しさの象徴的な動物だからだそうです。
イースターと言えば、イースターエッグですよね。イースターエッグとは赤い染料を入れた鍋に殻のまま卵を入れて煮た、赤色のゆで卵のことです。
スーパーなどで販売されていますが、ルーマニアでは各家庭で準備するのが普通です。
イースターエッグとともにシンボルである羊の肉を食べる習慣がありますよ。
食卓にはチーズやピクルス、ルーマニアワイン、果物の蒸留酒である「ツイカ」、果物のお酒「ビシナータ」などルーマニア人が大好きな乳製品やお酒などもしっかり並びます。
日本ではあまり馴染みのないイースターですが、この時期に本場のイースターを体験しに欧米各国、ルーマニアへ足を運んでみてはいかがでしょうか?
※ちなみにルーマニアではイースター前日は、スーパーやチェーン店を含むカフェ、レストランなどが半日で閉店します。イースター当日は飲食店を含むほぼ全てのお店が営業していませんので、注意してくださいね。ホテル併設のレストランは営業しているようです。
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