サヨナラは新しい出会いの始まり

公開日 : 2014年02月28日
最終更新 :
筆者 : SWAN

2012年2月より執筆を始めてちょうど丸2年。本日を持ちまして終了することとなりました。

ハンガリーで出会った思わず頬がゆるむような美味しい物、素敵な物を日本に居る友人にシェアするように。

時には働いていた時の同僚やボスを思い出し、通勤電車の中で心がホッコリするような。

いつかは「行ってみたい!食べて見たい!」と心動かされるような。

そんな記事が書ければなと拙い文章と写真(掲載写真の8割はパートナー撮影)で

作成する時間はなんとも楽しくブダペストライフをより豊かなものにしてくれました。

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▲こよなく愛したブダペストでのカフェ時間

ハンガリーでの生活を始め、日本のスタンダードが世界のスタンダードではない事を思い知り、

何だか色々な事がザックリいい加減でも、世の中回っていくんだな〜と知りました。

社会人生活十数年で身につけたものはまさに「忍耐力」と自負していましたが

当初は日本ではあり得ない理解不能な出来事の連続にイライラ、ピリピリ思わず涙したことも!

ハンガリー生活約5年で得たものが何であったかと問われればまさに「寛容の心」

予定通り、約束通りにならない事は日常茶飯事。小さな心配事を常に抱え奮闘した日々の訓練の賜物!

つつがなくなんでもキチンと事が運ぶ日本こそスペシャルな国だったと気付けたのは

大きな収穫です。

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▲お気に入りのレトロな2番トラムは未だ工事中(去年の夏に終わる予定だったのに。。)

ハンガリーのお店は「お・も・て・な・し」精神は皆無に近いですが

ハンガリーの人はおもいやりある人々。

バギーを抱えて降りようとする女性がいればそれをキャッチする為にサッと先に

降りて待っている青年。

小さなお子様や老人に席を譲るという行為は至極フツーな日常の風景。

温泉でロッカーの扱いに困っているツーリストをサポートするのは常連さんの

おばあちゃん。(スタッフより活躍度は圧倒的に高い)

我が家の引っ越しに気付き「ハンガリーには帰ってくるのか?」とソッコーやって来たのは

ご近所&温泉フレンドの斜め向かいのおばあちゃん。

まるで「3丁目の夕日」の映画のような日常がまだ残っています。

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▲春の訪れがこんなにも待ち遠しくなったのはハンガリーに来てから

ドナウ川の両岸に広がる美しい夜景、古い建物、比較的日本人の口に合う食事、

温泉、ハンガリー全土の特色あるワイン。

女子ウケ抜群な意外な程に可愛い物がいっぱいのハンガリー。

日本からひょっこりやってきた筆者が感じたハンガリーの魅力、少しでも皆様に届いたら嬉しい限り。

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▲せっせと通った蚤の市♪春からが狙い目!

数日後には、大陸も季節も変わり成長著しい中東へ。

イスラム教をベースとした文化や習慣そして人々。一体どんな世界が待っているのでしょう。

引っ越し荷物を出しホッとしたのも束の間、手荷物予定の夏服を見事に船荷に積み込んだこと発覚!

なかなか理想通りには進まない日々ですが、(ドタバタ過ぎてあり得ないミス!)好奇心旺盛に自分なりに楽しんでいこうと思います。

最後に連載の機会を与えて下さった「地球の歩き方」の皆様、常日頃サポート頂きました高橋様、佐々木様この場をお借りして御礼申し上げます。

今までご愛読頂いたみなさまには感謝の思いでいっぱいです。本当にありがとうございました。

ハンガリーの旅や生活がみなさまの人生の素敵な1ページとなることを願って。

2014年2月28日

SWAN

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