ずっしり美味しい♪ハンガリー伝統のクリスマス菓子

公開日 : 2014年12月25日
最終更新 :
筆者 : Shuri

今日はクリスマス⭐︎*

わたしは、夫の実家で家族と過ごしたのですが

周りの友人たちも実家に帰ったり、親戚を訪ねたり

家族揃って静かなクリスマスを過ごしていたようです。

さて、日本でクリスマスケーキというと

ショートケーキのようなデコレーションケーキを思い浮かべますが、

ハンガリーではずっしりと重い、伝統ある焼き菓子が主流。

クリスマスの今日は、そんなハンガリー伝統のクリスマス菓子から

人気が高い2種類をご紹介します!

まずは、こちらのロールケーキのような焼き菓子

「Bejgli (ベイグリ)」

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イーストが少し入った生地に、くるみやケシの実などのペーストを入れて

ロールケーキのように巻いて焼いたもの。

長さ3cmくらいのこの焼き菓子は、表面が固めに焼かれているので

食べるとホロホロと崩れる食感が特徴的です。

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こちらは、くるみのペーストが入ったベイグリ

三分の一くらい一気に食べられそう!と思うのですが、

2〜3cmくらいに薄くにカットしていただくのがハンガリー流。

保存がきくお菓子なので、クリスマス前にまとめて焼いておいたり

お店で買う場合も、1本だけでなく数本買っておく方が多いようです。

中身の種類は様々なので、お好みのベイグリをお試しください!

Diós (ディオーシュ) くるみの

Mákos (マーコシュ) ケシの実の

Gesztenyés (ゲステニェーシュ) 栗の

そしてこちらも、クリスマスには欠かせない伝統菓子

「Zserbó (ジェルボー)」

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こちらは、義母お手製のジェルボー

こちらもイーストが少し入った生地がベースで、

あんずジャムを塗って、くるみのペーストを交互に挟んで重ねた

ケーキのような焼き菓子です。

表面はチョコレートでコーティングされています。

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こちらも大きくカットせず、小さめに四角くカットしていただきます。

ちなみにこれは、義母お手製のジェルボー♪

あんずジャムも手作りで、くるみのペーストがたっぷり入っています。

これらのお菓子は、クリスマスからお正月にかけて

少しづつゆっくりといただくもの。

ハンガリーで初めてクリスマスを迎えた時は、

もっと厚くカットして欲しいなと思ったものでした。

保存がきくお菓子なので、この時季のお土産にもいいですね!

ちなみに、ハンガリー語でクリスマスの挨拶は

「Boldog karácsonyt! (ボルドグ カラーチョニト!)」

(最後の "t (ト)" は、無声の破裂音です)

ハンガリーのクリスマスも、残すところあと数時間...

みなさん、素敵なクリスマスをお過ごしください。

(12月お題"ケーキ(クリスマスケーキ)")

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