ずっしり美味しい♪ハンガリー伝統のクリスマス菓子
今日はクリスマス⭐︎*
わたしは、夫の実家で家族と過ごしたのですが
周りの友人たちも実家に帰ったり、親戚を訪ねたり
家族揃って静かなクリスマスを過ごしていたようです。
さて、日本でクリスマスケーキというと
ショートケーキのようなデコレーションケーキを思い浮かべますが、
ハンガリーではずっしりと重い、伝統ある焼き菓子が主流。
クリスマスの今日は、そんなハンガリー伝統のクリスマス菓子から
人気が高い2種類をご紹介します!
まずは、こちらのロールケーキのような焼き菓子
「Bejgli (ベイグリ)」
イーストが少し入った生地に、くるみやケシの実などのペーストを入れて
ロールケーキのように巻いて焼いたもの。
長さ3cmくらいのこの焼き菓子は、表面が固めに焼かれているので
食べるとホロホロと崩れる食感が特徴的です。
こちらは、くるみのペーストが入ったベイグリ
三分の一くらい一気に食べられそう!と思うのですが、
2〜3cmくらいに薄くにカットしていただくのがハンガリー流。
保存がきくお菓子なので、クリスマス前にまとめて焼いておいたり
お店で買う場合も、1本だけでなく数本買っておく方が多いようです。
中身の種類は様々なので、お好みのベイグリをお試しください!
Diós (ディオーシュ) くるみの
Mákos (マーコシュ) ケシの実の
Gesztenyés (ゲステニェーシュ) 栗の
そしてこちらも、クリスマスには欠かせない伝統菓子
「Zserbó (ジェルボー)」
こちらは、義母お手製のジェルボー
こちらもイーストが少し入った生地がベースで、
あんずジャムを塗って、くるみのペーストを交互に挟んで重ねた
ケーキのような焼き菓子です。
表面はチョコレートでコーティングされています。
こちらも大きくカットせず、小さめに四角くカットしていただきます。
ちなみにこれは、義母お手製のジェルボー♪
あんずジャムも手作りで、くるみのペーストがたっぷり入っています。
これらのお菓子は、クリスマスからお正月にかけて
少しづつゆっくりといただくもの。
ハンガリーで初めてクリスマスを迎えた時は、
もっと厚くカットして欲しいなと思ったものでした。
保存がきくお菓子なので、この時季のお土産にもいいですね!
ちなみに、ハンガリー語でクリスマスの挨拶は
「Boldog karácsonyt! (ボルドグ カラーチョニト!)」
(最後の "t (ト)" は、無声の破裂音です)
ハンガリーのクリスマスも、残すところあと数時間...
みなさん、素敵なクリスマスをお過ごしください。
(12月お題"ケーキ(クリスマスケーキ)")
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。