ここは外せない!話題の『廃墟』マーケットへ「Szimpla Piac」
初夏のような天気が続いているブダペスト。
先週は25℃を越えた日もあり、街中のテラスが大賑わい!
これから早朝から晩まで、屋外で過ごすには
とても気持ちのよい季節となります。
さて、以前わたしが日本のラジオ番組でもお話しさせていただいた
今、世界中から注目を集めているブダペストの「廃墟バー」。
資金不足などが原因で再開発が遅れ、放置され朽ちた建物を
ハンガリー人のクリエイティブな発想で、生まれ変わらせたのが
"廃墟バー"や"廃墟カフェ" と呼ばれているお店です。
今回はその中で一番人気の"廃墟バー" Szimpla kert (シンプラ ケルト) の昼の顔、
サンデー・マーケット 「Szimpla Piac (シンプラ ピアッツ)」 をご紹介します!
こちらが入り口。見ての通り、ボロボロです...
場所は、ブダペスト観光の新名所とも言われている
ユダヤ人街 Zsidó negyed (ジドー ネジェド) の一角にあります。
陽の光を取り入れているだけの薄暗い空間は、雰囲気も抜群!
中庭に続く通路の両側には、生産者が持ち寄った食品などが並んでいます。
見上げると、ここが以前アパートだったことが分かります。
二階席は人気があるようで、この日も大勢の人で賑わっていました。
独特でアーティスティックな空間は、
端から端までじっくり見て回りたくなります。
では、中庭に出てみましょう!
中庭も、いい具合に朽ちています...
意味の分からないものが並んでいても、なぜかとっても魅力的!
カフェやバーもあるので、これからの時季は中庭がおすすめです。
椅子だって何だって、吊るしてしまえばアートです。
面白いものを見すぎて、違和感を感じなくなっている自分にもびっくり。
中庭でぜひ注目していただきたいのが、
旧東ドイツの車「トラバント」で作られたテーブル席。
1席しかありませんので、座れたらラッキー!
演奏が始まると、ご機嫌なお客さんたちが踊り出しました。
とってもいい雰囲気です♪
中庭にもまた、美味しそうなお店がずらりと並びます。
拘りのある商品を生産者から直接購入できるのは、
このような小さな地元マーケットの魅力のひとつ。
試食をしながら、会話がはずみます。
ハンガリー語以外の言葉が飛び交っているのをみると、
外国人観光客にも注目されているのが分かります。
夜になると、こちらのマーケットは "廃墟バー" になるため
こちらのお店を目当てに、週末だけ訪れる観光客もいるのだとか!
夜に外を出歩くのに抵抗がある方でも、
サンデーマーケットなら気軽に行くことができますし
ハンガリーの新たな一面を感じることもできますので、
ぜひぜひ、訪れてみてください。
オススメです!
こちらでご紹介したストリートフード・スポットは、すぐ隣にあります。
Szimpla Piac / シンプラ マーケット
住所: 1075 Budapest, Kazinczy utca 14.
電話: +36 20 427 3375
e-mail: piac@szimpla.hu
営業日時:
毎週日曜 9:00〜14:00
行き方:
地下鉄1,2,3号線 (M1,M2,M3) Deák Ferenc tér 駅から、徒歩10分
地下鉄2号線(M2) Astoria 駅 から、徒歩5分
地下鉄2号線(M2)または 4,6番トラム Blaha Lujza tér 駅から、徒歩15分
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