【モンセラート地区】ケチャップ強盗に注意!5月広場とその周辺
La Casa Rosada(カサ・ロサーダ/大統領府)
ブエノスアイレス観光の目玉といえば、
やはり5月広場(Plaza de Mayo)とその周辺です。
1810年5月25日、スペインからの独立が宣言されたのがこの5月広場でした。
広場の中心に立つ5月の塔、その奥にあるピンク色の建物ー
それが、カサ・ロサーダ(ピンクの家)という愛称で呼ばれる大統領府。
就任の際に「エビータの再来?!」とも言われた
クリスチーナ・キルチネル大統領がその政治手腕をふるっている場所です。
5月広場周辺には、大統領府をはじめ
大聖堂(Catedral Metropolitana/通称カテドラル)や
かつてのブエノスアイレス市議会(Cabildo/カビルド)、
サント・ドミンゴ教会(Iglesia de Santo Domingo)など
歴史的にも政治的にも重要な建築物があります。
大聖堂(Catedral Metropolitana)の正面右手に燃える炎は、この建物が完成した1827年から絶えることなく燃え続けているのだとか(!)
南米解放の父サン・マルティン将軍の棺が安置されている
大聖堂(Catedral Metropolitana)は、12人の使徒を表す12本の柱、
神聖な光を放つステンドグラスなどに目を奪われます。
棺の部屋入り口に立つ護衛兵、そして「撮影禁止」の文字。
でも、多くの観光客がサン・マルティン将軍の棺を撮影していました。
・・・いいんでしょうか。
護衛兵の軍服は、独立軍が着ていた軍服を復元したものだそうです。
市高官オフィスの前には護衛兵の姿。
カテドラルの向かいにある市高官のオフィスビルも、
これまた古く趣きのある建物。
この5月広場周辺には、17〜18世紀頃に建てられたスペイン様式の建物が
広場をぐるりと囲むように建っています。
この場所は、ブエノスアイレスを訪れる観光客が
必ずといっていいほど立ち寄るエリア。
そのため、観光客を狙ったケチャップ強盗が頻発しています。
観光客の背後からそっと近づき、ケチャップやマスタード
あるいは黒色の液体(汚物に似せたものや油のようなもの)を
肩や背中に引っ掛けるのが彼らの手口。
その後、「洋服に何か付いていますよ」と言って近づき
親切に拭き取るフリをして、貴重品を奪い去っていくのです。
ほとんどの場合、彼らは数人のグループで行動しています。
しかも、割とこぎれいな格好をしており犯罪者には見えないのです。
そこで、5月広場周辺を観光する際の注意事項をまとめてみます。
■洋服に身に覚えのない汚れが付いていたり「汚れていますよ」などと声をかけられたら、
すぐにその場を立ち去り、近くのキオスコかカフェテリアに入る。
犯罪者が諦めその場を立ち去るのを諦めてから外に出ましょう。
または店員や警察官に助けを求め、外の様子をうかがってもらうといいでしょう。
■休日の朝早い時間のこのエリアの観光は控えるようにする。
オフィスや銀行が建ち並び平日は人通りが多いのですが、
逆に休日の午前中はあまり人通りがなく、ケチャップ強盗の被害に遭いやすいです。
実際、日本人観光客が休日午前中に被害に遭ったという話をよく耳にします。
以前は、ケチャップ強盗といえば「無視すれば被害はない」と思われていました。
ところが最近のケチャップ強盗は、武器を持っていると見せかけて
(あるいは本当に武器を持って)被害者から金品を強行に奪おうとすることもあるようです。
そのような場合は決して抵抗をせず、大人しく要求に従うのが肝心です。
あなたの命より高価な物はない。
楽しく、安全にブエノスアイレスの旅を!
ブランドショップの多いフロリダ通りもここから始まります。
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☆5月広場周辺へのアクセス
(地下鉄/最寄り駅)
A線:Plaza de mayo
E線:Bolívar
D線:Catedral
(コレクティーボ)
22,24,28,29,33,50,54,56,61,62,64,74,86,91,93・・・など多数
※「GUIA "T"」で確認して下さい。乗り方はこちらの記事を参考に。
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