国民的歌手、メルセデス・ソーサにさよならを・・・
アルゼンチンの国民的フォルクローレ歌手、メルセデス・ソーサさんが
腎臓と肝臓の機能不全により死去されました。74歳でした。
メルセデス・ソーサとクリスティーナ・キルチネル大統領/Foto by AP通信社
メルセデス・ソーサさんは、アルゼンチン北西部トゥクマンの生まれです。
1960年代半ば、歌手として活動を始め、1973年に発表したアルバム
「Mujeres Argentinas(アルゼンチンの女たち)」で、
フォルクローレ歌手としての不動の地位を得ました。
アルゼンチンが軍事独裁政権下にあった1970年代後半には
フランスやスペインへの亡命を余儀なくされたものの、
1982年の民政化とともに帰国。それ以降、アルゼンチンだけでなく
ラテンアメリカ、そして世界中で活躍を続けてきました。
私自身、ここアルゼンチンで何枚も彼女のCDを購入しました。
特に、ミサ・クリオージャを歌う彼女の歌声に聞き惚れました。
「アルゼンチンの声」と呼ばれ、国民から愛されたメルセデス・ソーサ。
彼女の亡きがらは今、国会議事堂にうつされ
多くの市民たちが、彼女にさよならを言うために訪れています。
ご冥福を、お祈り致します。
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