コロニア・デル・サクラメントの歩き方

公開日 : 2009年12月14日
最終更新 :
筆者 : bonita

コロニア・デル・サクラメントの観光は、

旧市街の中心マヨール広場から。

広場の周囲に、城壁の一部と城門、

そしてサン・フランシスコ修道院跡があります。

▲サン・フランシスコ修道院跡と灯台。

 灯台のてっぺんまで上ってみることにしました。

▲灯台のてっぺんから眺めるラ・プラタ川と旧市街。

▲ウルグアイ国旗が見えます。

▲城門(復元)。

▲城壁。

▲城壁の端、ラ・プラタ川を臨むことのできる場所は、恋人たちが独占。

▲街路樹が美しい!爽やかな気分で散策を楽しみます。

一番のおすすめスポットは、3つの坂道(San Francisco,de San Francisco,de los Supiros)。

この場所だけで、かなりの枚数の写真を撮りました。

▲この壁の色がたまりません。

▲緑の窓枠が素敵。

▲湖畔のヨットハーバー。街の西側です。

▲ラ・プラタ川沿いを散歩。陽の光が反射して、キラキラ光っていました。

 まさに、La Plata(銀)の川。

▲カフェもたくさんあるので、

▲どこに入るか迷ってしまいます。

▲やっぱりビール党なんで!バルに入りました。

 ウルグアイのビールです。

 お味は・・・まぁまぁです。

コロニア・デル・サクラメントの旧市街には、

植民地時代の建物を利用した博物館が7つあります。

共通券を購入し、

ひとつひとつ丁寧に見学することにしました。

(共通券50ウルグアイペソ/2009年12月現在)

展示内容そのものは少なかったのですが、

中でも興味深かった、ナカレリョの家↓↓↓。

寝室や台所など、当時の暮らしを再現。

▲やっぱり、この壁の色にメロメロの私。写真撮りまくりです。

ブエノスアイレスから、日帰り旅行も可能な街ですが

あえて1泊することにしたのは、

最後のフェリーがラ・プラタ川の向こに見えなくなった後の

古都の静けさを味わいたかったから。

(でもこの晩は、マヨール広場で音楽祭が行われていて

 そんなに静かな夜ではなかったんだけど・・・)

コロニア・デル・サクラメントを彩っていたのは、

色とりどりの花や目の覚めるような色の壁だけではありません。

街のあちらこちらで目にした↓↓↓白地に青の文字や図柄のタイル。

 住所を表す数字も。

 ナカレリョの家でも。

 通りの名前も。

 ボートクラブの入り口にも。

古いタイルばかりを展示した博物館・Museo del Azulejoにも、

美しい図柄のタイルがたくさんありました。

お土産屋さんでも買うことが出来るので、

自宅用に買い求める人もいました。

コロニア・デル・サクラメントの土産といえば、

↓↓↓の陶器です。

 私も買っちゃいました!

 ティーポット、カップ&ソーサー、

 それにバターケースもお揃いで。

 素朴な色と図柄が気に入りました。

 カフェオレボールも。

実のところ、どの土産屋さんでも

似たような物ばかりで、

「コレだ!」と思う物があまりなかったのです。

大量生産されているので仕方ないのかもしれません。

でも!↓↓↓の土産屋さんには、

オリジナルの陶器が売られています。

ひとつひとつ、形や図柄が異なり

手作りの風合いが漂う陶器ばかり。

オススメです。

▲住所も店名もメモしなかったのですが、マヨール広場近くです。

新市街、8月25日広場(Plaza 25 de Agosto)の近くでは、

「工芸市場」と呼ばれる市が開かれています。

旧市街から歩いて行くことが出来るので、

時間のある方はちょっと足を伸ばしてみては。

ウルグアイで採掘されるアメジストなどの原石や、

ラ・プラタ川湖畔で見つかる貝の化石、

手作りの民芸品などが売られています。

▲ちょっとさびれた雰囲気の市場ですが、

▲人のいい店主とのおしゃべりに花が咲きます。

▲ほら、この笑顔!お土産を選ぶのが100倍楽しくなる市場です。

古い街並と石畳の小道が残る、コロニア・デル・サクラメント。

この美しい古都は、条約が結ばれるたびに、

スペイン領になったりポルトガル領になったりした歴史を持ちます。

1816年以降は

ウルグアイ川東岸地帯全域がブラジルの支配下にあったため、

この街もリオ・デ・ジャネイロ政府に統轄された時期がありました。

そんな時代の面影を、今も色濃く残す世界遺産の街ー。

派手な見所があるワケではないので、

ヨーロッパ映画よりハリウッド映画、

森林公園よりテーマパークが好みだという人には

つまらないと思えるかもしれません。

新市街に最近出来たばかりというショッピングモールも、

買い物好きを納得させるほどの品揃え・規模ではありません。

けれど、ここを訪れる人は

誰でも詩人になってしまうのではないかと思うほど、

人と歴史と風景に、ゆっくり向き合うことの出来る場所です。

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