途中下車で楽しむ、蚤の市と骨董市

公開日 : 2010年02月03日
最終更新 :
筆者 : bonita

パラナ川とメルカードを思い切り楽しんだ後は、

またTREM DE LA COSTAに乗ります。

ここからブエノスアイレス市内に向かう途中、

いくつか面白い駅があるので途中下車することに。

P6040092_convert_20090713214005.jpg

まずはSan Isidro(サンイシドロ)駅で下車。

ここで下車する乗客は多いワケは、

駅前にお洒落なショッピングセンターがあるから。

この地区は超上流階級の人々が暮らす地区で、

学校の敷地ほどある広大な土地に、でっかい家が建っているのを

列車の窓から眺めることが出来ます。

ちなみに、セントロまでの彼らの交通手段は、

ラ・プラタ川に停泊させたプライベートヨット!

そんな地区なだけあって、

駅前のショッピングセンターもかなりハイセンスです。

P6040093_convert_20090713214155.jpg

▲でも、私たちの目的はショッピングセンターではなく

 このあたりで最も目立つこの教会。

 高い塔なので、列車の中からすぐに確認できます。

P6040095_convert_20090713214255.jpg

▲中はこんなカンジです。光が差し込んで美しい。

スペインなどヨーロッパの国では、

教会を見学させてもらう時に

入場料を払わなくてはならないことも少なくありません。

でもここアルゼンチンでは、ほとんどの教会でその必要がありません。

P6040096_convert_20090713214421.jpg

▲教会の外にあった司教の家。バチカン市国の旗が掲げられていました。

P6040097_convert_20090713214521.jpg

▲石畳の道が続きます。

さすがアルゼンチン屈指の高級住宅街。

中央の広場で開かれているフェリア(蚤の市)も

なんだか品のあるお品ばかり?

P6040100_convert_20090713214631.jpg

▲センスのよい品がたくさん並ぶフェリア。

次に下車したのはBarracas駅です。

お目当ては、駅構内で開かれている骨董市。

「骨董の最後の秘境」と呼ばれるアルゼンチンには、

スペイン副王領が置かれていた時代に

ヨーロッパ貴族や移民たちが持ち込んだ骨董品が数多く残っています。

ブエノスアイレス市内だけでも

このような骨董市があちらこちらで開かれていますが、

ここBarracas駅の骨董市は、特にレアなものばかりと評判なのです。

P6040102_convert_20090713214747.jpg
P6040103_convert_20090713214857.jpg

▲ガラクタの山にしか見えないって?この中からお宝を探し出すのです。

P6040107_convert_20090713215328.jpg

▲古い人形たちがズラリ(10ペソ=約300円〜)   

P6040106_convert_20090713215211.jpg

▲カメラだって売っています。動作確認が必要。

P6040104_convert_20090713215005.jpg

▲アルゼンチンの伝統工芸、フィレテアードが施された箱。

次の列車を待つまでの間、ちょっと覗いてみるのもよし。

粘り強く値段交渉をするために長居してもよし。

日曜の骨董市が開かれるサンテルモで売られている骨董品は、

外国からの観光客や買い付け客が多いせいか値段は高め。

でもここバラカスの骨董市は、お手頃な価格の物が多い印象です。

P6040105_convert_20090713215109.jpg

▲地元客の多い骨董市です。

デルタを楽しむ途中下車の旅。

このBarracas駅の次の駅、Anchorena駅で下車して

ラ・プラタ河のほとりを散歩するのもおすすめです。

*****************************

225px-Tren_de_la_Costa_logo.png

   【TREN DE LA COSTA】 ブエノスアイレス〜ティグレまでの観光列車

 運賃*(旅行者)片道12ペソ (在住者)片道7ペソ URL* http://www.trendelacosta.com.ar/

700px-Mapa_Tren_de_la_Costa_2__convert_20090716040254.jpg

*****************************

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。