途中下車で楽しむ、蚤の市と骨董市
パラナ川とメルカードを思い切り楽しんだ後は、
またTREM DE LA COSTAに乗ります。
ここからブエノスアイレス市内に向かう途中、
いくつか面白い駅があるので途中下車することに。
まずはSan Isidro(サンイシドロ)駅で下車。
ここで下車する乗客は多いワケは、
駅前にお洒落なショッピングセンターがあるから。
この地区は超上流階級の人々が暮らす地区で、
学校の敷地ほどある広大な土地に、でっかい家が建っているのを
列車の窓から眺めることが出来ます。
ちなみに、セントロまでの彼らの交通手段は、
ラ・プラタ川に停泊させたプライベートヨット!
そんな地区なだけあって、
駅前のショッピングセンターもかなりハイセンスです。
▲でも、私たちの目的はショッピングセンターではなく
このあたりで最も目立つこの教会。
高い塔なので、列車の中からすぐに確認できます。
▲中はこんなカンジです。光が差し込んで美しい。
スペインなどヨーロッパの国では、
教会を見学させてもらう時に
入場料を払わなくてはならないことも少なくありません。
でもここアルゼンチンでは、ほとんどの教会でその必要がありません。
▲教会の外にあった司教の家。バチカン市国の旗が掲げられていました。
▲石畳の道が続きます。
さすがアルゼンチン屈指の高級住宅街。
中央の広場で開かれているフェリア(蚤の市)も
なんだか品のあるお品ばかり?
▲センスのよい品がたくさん並ぶフェリア。
次に下車したのはBarracas駅です。
お目当ては、駅構内で開かれている骨董市。
「骨董の最後の秘境」と呼ばれるアルゼンチンには、
スペイン副王領が置かれていた時代に
ヨーロッパ貴族や移民たちが持ち込んだ骨董品が数多く残っています。
ブエノスアイレス市内だけでも
このような骨董市があちらこちらで開かれていますが、
ここBarracas駅の骨董市は、特にレアなものばかりと評判なのです。
▲ガラクタの山にしか見えないって?この中からお宝を探し出すのです。
▲古い人形たちがズラリ(10ペソ=約300円〜)
▲カメラだって売っています。動作確認が必要。
▲アルゼンチンの伝統工芸、フィレテアードが施された箱。
次の列車を待つまでの間、ちょっと覗いてみるのもよし。
粘り強く値段交渉をするために長居してもよし。
日曜の骨董市が開かれるサンテルモで売られている骨董品は、
外国からの観光客や買い付け客が多いせいか値段は高め。
でもここバラカスの骨董市は、お手頃な価格の物が多い印象です。
▲地元客の多い骨董市です。
デルタを楽しむ途中下車の旅。
このBarracas駅の次の駅、Anchorena駅で下車して
ラ・プラタ河のほとりを散歩するのもおすすめです。
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【TREN DE LA COSTA】 ブエノスアイレス〜ティグレまでの観光列車
運賃*(旅行者)片道12ペソ (在住者)片道7ペソ URL* http://www.trendelacosta.com.ar/
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