サルタ料理とフォルクローレを堪能*La Casa de Guemes

公開日 : 2010年04月21日
最終更新 :
筆者 : bonita

▲荘厳な雰囲気のカテドラル/サルタ

アルゼンチン北部・サルタへの旅。

旅の醍醐味は、何といってもご当地グルメ!

インディヘナの文化が色濃いこの地域では、

「南米のパリ」ブエノスアイレスとは違い

ペルーやボリビアに近い食文化を感じました。

▲まずは、数あるワインの中からサルタ産のワインをチョイス。

▲モソおすすめのワインって、どこのレストランでも「高ッ!」

 でも旅行中は気が大きくなるので、財布のヒモも緩みがち?

▲白ワインが有名なサルタですが、赤も美味しかったー。

 リャマの絵が可愛いこちらのワインは、BsAsのレストランでも、

 かなりの確率でワインリストに載ってます。

▲サルタ料理といえば、ウミータ(左)とタマレス(右)なのだそうで。

▲早速ためしてみました。まずはウミータ。

 トウモロコシの粉を蒸して作るのだそうです。めちゃウマです。

▲次にタマレス。これもトウモロコシの粉を蒸したものですが、

 ひき肉などが入っています。これもめちゃウマ!

ウミータとタマレス、どちらもトウモロコシの皮に包まれています。

食後、この皮をどうしたらいいのかしらと思って周囲を観察してみたところ

地元の人たちはみんな、きれいに皮を包み直していました。

包み直すのがマナーなのね、とモソに訊ねてみたら、

「まぁ、外国人のお客さんなら気にしなくていいけどね」

でもやっぱり、「郷に入れば郷に従え」

旅先のルールやマナーは大切にしたいものです。

アルゼンチンだけでなく、

南米の多くの国で食されているエンパナーダ。

焼いたものと、揚げたものがありますが、

▲サルタでは焼きエンパナーダでした。

▲ロクロ。トウモロコシの粉と豆や野菜、牛肉の煮込み。

▲BsAsのサルタ料理レストランでも、私の大好物!日本人ウケのよい塩味です。

ブエノスアイレスとサルタの食文化は、

想像していた以上に違っていました。

塩をふって焼いただけの肉料理の多いブエノスアイレスに比べると、

豆や野菜、香辛料がふんだんに使われているサルタ料理の方が

私たち日本人の好みに合うような気がします。

サルタは、じゃがいも料理もとても美味しいのですが、

ただのポテトフライをもっと美味しく食べる工夫がありました。

▲それがこのソース。これはセロリとチーズのソースですが、

 店によって様々なソースが用意されていました。

このちょっとしたひと工夫に、

サルテーニョ(サルタの人のこと)たちの食に対する意気込みを感じました。

サルタでは他にも、ヤギ肉がよく食されています。

わが故郷・オキナワでもヤギ肉を食べますが、

サルタのヤギ料理はというと、

▲香草たっぷりのヤギステーキ。

▲ネギたっぷりのヤギのシチュー。

ヤギのお肉ってかなーりクサイのですが、

こうして香草をたっぷり使うことで臭みはほとんど感じません。

美味しくいただきました。

   サルタにいる間、白ワインを飲みまくるぞー!

・・・と、意気込んでいたのですが、

所詮、私も夫もビール党。

あのシュワシュワの泡が恋しくなったのです。

そんな時も大丈夫!

観光地サルタには、様々なタイプのレストランやバルがあります。

▲アイリッシュパブ。70種類以上ものビールが飲めます。

▲サルタの地ビール、サルタビール。

 なかなか頑張ってるなーという味です。

▲「このあとどうする?」夜はこれから!

 フォルクローレを楽しむためにペーニャへGo!

サルタのメインストリートとも言えるBalcarce通りには、

「これでもかッ!」という数のペーニャがあります。

でも、当然のことながら、いかにも観光客向けのペーニャばかり。

せっかくサルタにいるのに、

フォルクローレの説明を英語で聞くなんて、気分が盛り上がらない!

そんなあなたにおすすめなのが、ちょっぴりはずれにあるペーニャ〈La Casa de Guemes〉。

アルゼンチンが独立をかけて戦っていた時代に、

北部を指揮した英雄・マルティン・ミグエール・デ・グエメス将軍の

生家の一部(庭園部分)を改築したペーニャです。

このペーニャ、なぜかお客さんのほとんど全てがアルゼンチン人。

ブエノスアイレス州や、その他の州から旅行に来たアルヘンティーノばかりです。

だから、とてもノリが良く、音楽も踊りも大盛り上がり。

料理もとても美味しく、しかも安い!

ショーは夜9時半から、ショーチャージなしです。

▲こぢんまりとしてアットホームな雰囲気。

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  〈La Casa de Guemes〉

 住所*España730

 電話*422-8978

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