ブエノスアイレス近郊の旅〜巡礼の街、ルハン〜
カトリック信者の多いアルゼンチン。
各都市に聖母像がありますが、
ブエノスアイレスの聖母といえば
サンタ・マリア・デ・ルハン ( Santa María de Luján ) 。
今日ご紹介する巡礼の街ルハン ( Luján ) の大聖堂に祀られている、
水色のドレスをまとったマリア像です。
このマリア像が、ここルハンにまつられるようになったのには、
ある逸話があるのですが、それはまたの機会にご紹介することにして...
街のシンボルともいえる大聖堂と、そしてその周辺の見所をレポートします♪
ブエノスアイレス中心部からルハン行きの高速道路に乗り、
40分ほど走ったら見えてくるのが、このどでかい大聖堂です。
ヨーロッパの国々にある大聖堂に比べるとまだまだ新しく
(そもそも、アルゼンチンはこの2010年に建国200年を迎えた、
まだ歴史の浅い国ですからね〜)
歴史を感じさせる建物ではありませんが、
この街そのものの歴史は意外に古く、1560年に建設されました。
さて。大聖堂の入り口には、バチカンのヨハネス・パウロ二世が
ここを訪れたことを記念するプレートも。さすが巡礼の街、ルハン!
(毎年ブエノスアイレス各地からルハンを目指して歩く、巡礼の行列が有名)
大聖堂の内部には、美しいステンドグラスが何枚もあり、
そこから差し込む日の光の美しさといったら!
礼拝のある日には、パイプオルガンの美しい音色を聴くことも出来ます。
大聖堂を見学した後は、歴史博物館にも立ち寄ってみましょう。
大聖堂の隣にあるこの一角には、植民地時代の建物が残されていて
その内部が博物館になっているのです。
この街を訪れる人の多く(といっても、主にお年寄り)は、
ペットボトルを持参しています。
"聖水"であるルハンの水を持ち帰るためです。
水を入れるためのボトルは、大聖堂周辺の露店にも売っています。
露店の店主たちは、白衣に身を包んでいます。
私のお目当ては、ボトルではなく...
マリアのネックレス!
ブエノスアイレスには、これを車にブラ下げて
交通安全のお守りにしているドライバーが多いのですが、
私ももちろんそんなドライバーのひとり。
そのおかげか、ドロボウより交通事故がコワいブエノスアイレスで、
今日も安全に運転しています。ありがたや〜。
私が購入したのは、水色のマリアネックレスと、
三兄弟のネックレス。1人兄弟から4人兄弟まで、
兄弟の人数、そして男女のパーツを自由に選ぶことが出来ます。
☆ルハンへの行き方
オンセ駅(Estación Once)からサルミエント線でおよそ50分
レティーロバスターミナル、オンセ駅からルハン行きのバスも出ています。
☆ルハン近郊の村、カルロス・キーン
コチラの過去記事をご覧ください。
☆南米のパリ・ブエノスアイレスの毎日「犬と私とブエノスアイレス」
☆ツイッター、やってます。
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