ブエノスアイレス近郊の旅〜巡礼の街、ルハン〜

公開日 : 2010年11月17日
最終更新 :
筆者 : bonita

カトリック信者の多いアルゼンチン。

各都市に聖母像がありますが、

ブエノスアイレスの聖母といえば

サンタ・マリア・デ・ルハン ( Santa María de Luján ) 。

今日ご紹介する巡礼の街ルハン ( Luján ) の大聖堂に祀られている、

水色のドレスをまとったマリア像です。

このマリア像が、ここルハンにまつられるようになったのには、

ある逸話があるのですが、それはまたの機会にご紹介することにして...

街のシンボルともいえる大聖堂と、そしてその周辺の見所をレポートします♪

ブエノスアイレス中心部からルハン行きの高速道路に乗り、

40分ほど走ったら見えてくるのが、このどでかい大聖堂です。

ヨーロッパの国々にある大聖堂に比べるとまだまだ新しく

(そもそも、アルゼンチンはこの2010年に建国200年を迎えた、

 まだ歴史の浅い国ですからね〜)

歴史を感じさせる建物ではありませんが、

この街そのものの歴史は意外に古く、1560年に建設されました。

さて。大聖堂の入り口には、バチカンのヨハネス・パウロ二世が

ここを訪れたことを記念するプレートも。さすが巡礼の街、ルハン!

(毎年ブエノスアイレス各地からルハンを目指して歩く、巡礼の行列が有名)

大聖堂の内部には、美しいステンドグラスが何枚もあり、

そこから差し込む日の光の美しさといったら!

礼拝のある日には、パイプオルガンの美しい音色を聴くことも出来ます。

大聖堂を見学した後は、歴史博物館にも立ち寄ってみましょう。

大聖堂の隣にあるこの一角には、植民地時代の建物が残されていて

その内部が博物館になっているのです。

この街を訪れる人の多く(といっても、主にお年寄り)は、

ペットボトルを持参しています。

"聖水"であるルハンの水を持ち帰るためです。

水を入れるためのボトルは、大聖堂周辺の露店にも売っています。

露店の店主たちは、白衣に身を包んでいます。

私のお目当ては、ボトルではなく...

マリアのネックレス!

ブエノスアイレスには、これを車にブラ下げて

交通安全のお守りにしているドライバーが多いのですが、

私ももちろんそんなドライバーのひとり。

そのおかげか、ドロボウより交通事故がコワいブエノスアイレスで、

今日も安全に運転しています。ありがたや〜。

私が購入したのは、水色のマリアネックレスと、

三兄弟のネックレス。1人兄弟から4人兄弟まで、

兄弟の人数、そして男女のパーツを自由に選ぶことが出来ます。

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 ☆ルハンへの行き方

 オンセ駅(Estación Once)からサルミエント線でおよそ50分

 レティーロバスターミナル、オンセ駅からルハン行きのバスも出ています。

 ☆ルハン近郊の村、カルロス・キーン

 コチラの過去記事をご覧ください。 

 ☆南米のパリ・ブエノスアイレスの毎日「犬と私とブエノスアイレス」

 ☆ツイッター、やってます。

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