海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP > 特派員ブログ > 中南米  > ブエノス・アイレス特派員ブログ > オペラ「ドン カルロ」コロン劇場

アルゼンチン/ブエノス・アイレス特派員ブログ 相川 知子

アルゼンチン・ブエノス・アイレス特派員が現地から中南米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2015年9月21日

オペラ「ドン カルロ」コロン劇場


メール プリント もっと見る

オペラ「ドン カルロ」コロン劇場

11782352_928141040613991_2136293764568686861_o.jpg

ブエノスアイレスにいらっしゃって是非行って欲しい場所の一つがコロン劇場 です。
http://www.teatrocolon.org.ar/

パリのオペラ座とミラノのスカラ座と並び世界三大劇場の一つがブエノスアイレスの
コロン劇場です。

本日9月20日は
1867年初演の
『ドン・カルロ』(Don Carlo) です。

プログラムに詳細が掲載されていますが、
http://www.teatrocolon.org.ar/sites/default/files/Programa%20Don%20Carlo.pdf
ジュゼッペ・ヴェルディ作曲によるオペラは、スペイン王フェリべ2生の息子カルロ(スペイン語ではカルロス)が
フランス王女であったエリザベート(スペイン語はイサベル)
の婚約者であったにもかかわらず
イサベルはフェリペ二世と結婚してしまった悲恋を描いた作品です。
またフェリペ二世の父カルロス1世(皇帝カール5世)の亡霊が登場します。


11893867_928141270613968_8144288484894344321_o (1).jpg

これは歴史的に1559年の
カトー・カンブレジ条約により、フランスとスペインが関係強固策としてのスペイン王とフランス王女の政略結婚の事実が下地となっています。
またカルロス1世の時代 スペインは太陽が沈まない国として繁栄し、無敵艦隊アルマダを有していましたが、このフェリペ二世の時代に宗教裁判や民衆への対応への問題もあり、無敵であったアルマダも敗れる 非常に歴史的に動きのある時期を舞台にしています。

12029687_928142183947210_6994659977502381371_o.jpg

9月20日の初演から 以下のようにスケジュールがあり、29日まで公演です。
第一幕 二幕続けて 95分、それから30分の休憩に、さらに三幕、四幕で75分と
比較的長い作品です。

日程により、カテゴリーがあり、私は初日の日曜日の午後早い時間 AV(ABONO VESPERTINO)でしたので、
午後5時から9時には終了しましたが、午後8時ですとシンデレラの夜中の12時ぐらいになってしまいます。

なお、GAはガラといい、礼装の日です。
まるでヨーロッパの宮殿の舞踏会のようなドレスをまとった貴婦人に紳士が
オペラを見に行きます。
三階以上は横の入口から入りますが、正面玄関から入る席のときには男性はジャケットに革靴は必須です。女性も同等のエレガントな服装でお願いします。
しかし、ガラの日は 結婚式レベルの服装がいいでしょう。


DOMINGO 20 17HS AV |
MARTES 22 20HS FE |
MIÉRCOLES 23 20HS GA
SÁBADO 26 20HS ANT |
domingo 27 17HS FE |
martes 29 20HS ANN
Duración total 3h 20m aprox. - Actos I y II 95m - Intervalo 30m - Actos III y IV 75m

11850578_928140913947337_436469835065486513_o.jpg

どうやってチケットを得たらいいか。。。

最近はインターネットでも買えます。
一番簡単で早いのは劇場に行って、チケット販売窓口で空いているチケットを探してもらうことです。

なお、ドンカルロは大変人気がありますから空いている席があればいい悪い、予定あるなし関係なくすぐに購入をおすすめします。

12049584_928158583945570_224481066150008355_n.jpg

コロン劇場では何度か演目に出ていましたが、今回は久しぶりに
上演しますし、ヴェルディファンには見逃せない作品です。
もともとコロン劇場ではフランスやイタリアで発表された作品は少しあとに
上演されていましたからあまり遅れている訳ではありませんでした。

12049223_928158680612227_1813450650941942169_n.jpg


歴史の背景への知識がないと、理解しにくいかもしれません。
是非、ヨーロッパの特にスペインの栄華の歴史を知りながら、
ある程度のフィクションがあるのも念頭にいれながらオペラを
鑑賞するのは、音楽、演劇、そして衣装に舞台装置を楽しむので
結構忙しいです。(字幕は舞台のかなり上の方に投影されます)

11225344_928158713945557_3459166165226986331_n.jpg


字幕は今回はスペイン語と英語でした。

イタリア語で歌っているリズムとスペイン語の文章はまあまあ同じでしたが、
英語の場合はかなりシンプルになっていました。字幕が上なので
舞台に近いバルコニー席からは、ちょっと見にくかったですが、一方で
オーケストラボックスは丸見え、演者の表情も
よく見えて、大変素晴らしい夕べを過ごしました。


12036520_928158543945574_411948051102101589_n.jpg

 今回はブエノスアイレス市文化省副大臣フォセフィーナ先生にお供させていただきました。大学での先生のタイトルだけではなく、本当にアルゼンチンの文化に芸術の知識があるだけではなく、オペラは7才のときから聴いていたという達人で、私の文化の先生です。

 途中、関係のお仕事の仲間と歌手の状況や舞台装置の予算などについてお話されて
いました。仕事仲間だけではなく、お互いに幼少のときからの劇場友達であったりもします。仕事であるからだけではなく真から文化の伝承を受け継ぎ、発信、普及する影の立役者さん達がいるからこそ、このような素晴らしい芸術の発信が繰り広げられることを
改めて確認し、感心した夕べでもありました。

 コロン劇場にはぜひぜひ行ってください。館内ツアーもお薦めです。


記事がよかったら、クリックしていだだければ嬉しいです

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 海外生活ブログ 中南米情報へ
にほんブログ村


にほんブログ村 海外生活ブログ アルゼンチン情報へ
にほんブログ村


海外旅行 ブログランキングへ


(9月お題"アクティビティ")

記事の商用利用を希望される際はコチラからお申し込みください。
カテゴリー イベント・行事・お祭り 文化・芸術・美術
2015年9月21日
« 前の記事「アルゼンチンの春を先取りする花木ラパッチョ」へ
»次の記事「FELIZ DIA DE LA PRIMAVERA!ブエノスアイレスは春を迎えました」 へ
おすすめ記事
    ブエノス・アイレス特派員 新着記事
    9月19日午前零時10分過ぎNHKラジオ深夜便(NHKラジオ第一)  「ワールドレポートアルゼンチン・ブエノスアイレス~相川知子」
    #フエルサブルータ#FuerzaBrutaアルゼンチン総合演出芸術のステージ最新作WA!8月1日より日本で見られます!
    「一億人の大質問笑ってこらえて!」8月2日世界一周1年間ロケしっぱなしの旅アルゼンチン登場!
    NHKラジオ深夜便7月25日午前零時10分過(7月24日深夜の回)ブエノスアイレスから出演
    #Chori パレルモソーホーのオリジナル チョリパン屋さん「チョリ」
    本日5月23日(火)MTB(TBS系)午後7時から 「世界の日本人妻は見た!」 アルゼンチン編
    ブエノスアイレス市立外国語大学レングアスビバス2017年度日本語講座初心者は3月27日申込み
    Seminario Invitacion a la lectura de la literatura japonesa2017 日本文学を読もうセミナーは3月18日から日亜学院にて
    1年前の同じ月に投稿された記事
    Bella Italia Grill ベジャイタリアグリル 私がアサドールになった日

    中南米 航空券情報


    アルゼンチン旅行 旅スケジュール

    旅行者の作る、新着!旅スケジュールをご紹介します。 ■アルゼンチンの旅行記・口コミ「旅スケ」へ

    中南米にもどる

    • 特派員プロフィール
    • ブエノス・アイレス特派員

      ブエノス・アイレス特派員
      相川 知子
      1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。 地球の反対側のふしぎな価値観と視点をお届けします。日本語/スペイン語教師、通訳者/翻訳者。さらに撮影コーディネーターですので、秘境、極上の旅からビジネス向けもお任せあれ。1986年来地球の歩き方読者なのでバックパッカー節約旅行も対応!個人ブログはこちらへどうぞ。

    • リーダーに登録

    地球の歩き方Web特派員募集