ブエノスアイレス オノ ヨーコ展 YOKO ONO DREAM COME TRUE(6/24-10/31)

公開日 : 2016年06月20日
最終更新 :
筆者 : 相川知子
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来たる6月24日(金)から10月31日(月)まで、ブエノスアイレス オノ ヨーコ展 YOKO ONO DREAM COME TRUEが開催されます。会場はMuseo de Arte Latinoamericano en Buenos Aires -MALBAというラテンアメリカアート美術館(Figueroa Alcorta 3415, CABA)です。

オープニングは23日午後7時からです。

それに先立って、Gunnez B. Kvaran, Agustin Perez Rubio展示キューレターの講演会が午後6時から開催されます。

いずれも入場無料なので、混雑が予想されますが、とても素晴らしい展示になると

思いますので、是非おすすめです。

INSTRUCCION インストラクション

YOKO ONOの作品80点あまりがMALBA美術館のSALA5, NIVEL 2で展示されます。

オブジェクト、ビデオ、フィルム、インスタレーション、音声など、60年代の作品から現代までYOKO ONOの軌跡をたどる

展示会です。

インストラクションというテーマが軸となり、本人が60年以上培ってきたものです。

DREAM COME TRUEという夢が叶う、という題は本人の軌跡と共に、グローバルな時代、

共同参加、クリエイティブエクスチェンジを人々に呼び掛け、オノ氏によれば、

いっしょに世界がよりよいものになる可能性があるということを訴えています。

前衛アーティストとして 60年代のハプニング(突然の広告的アートなど)コンセプトの国境を越えて、クリアな普遍的なメッセージを使い、架け橋となった役割を果たしてきたオノ ヨーコのインストラクションのメッセージはシンプルでかつ、

観覧者に自然参加を呼びかけ、地球が回る音を聴いたり、マッチ一本の火をつけて消えるまで観察したりするある一定の活動を起こさせるきっかけを作ります。

今回のオノ ヨーコ展は二つの会場があります。実は、ラテンアメリカ美術館MALBA(マルバ)だけではなく、公共の場においても、そしてインターネットやSMSにおいても展開されます。

ヨーコの社会派、政治的メッセージは基本的に女性のため、そして環境のため、平和のために行われるので広い範囲において、人々に訴えることを大切にしています。

openingでもいつでも アルゼンチンを訪れた際に是非、訪問場所に加えてくださいね!

広島で時計のディスプレイを2016年は広島平和文化センターの8月6日の展示で見ましたが、

アルゼンチンでは私にとっては二回目になりますので、やっぱり次は20年ぐらい待たないといけないかもしれません!

MALBA美術館 http://www.malba.org.ar/

Av. Figueroa Alcorta 3415

C1425CLA Buenos Aires, Argentina

+54 11 4808 6500

開館は木曜日から月曜日は12時から20時、水曜日は12時から21時、火曜日定休。

火曜日以外の祝日は12時から20時。入場料は一般90ペソ。学生45ペソ 水曜日は学生教師無料。

MALBA (MUSEO DE ARTE LATINOAMERIANO EN BUENOS AIRES)マルバはお薦め!

MALBAはアルゼンチンで唯一お金を払って入る美術館だけあって(他は公立なので基本無料、ときどき寄付金を多少払うことはありますがせいぜい1ドルから2ドルです)、常設展も素晴らしいですので是非この機会に一度行ってみてくださいね!

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筆者

アルゼンチン特派員

相川知子

1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。

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