#ArgentinaOpen 錦織圭選手決勝進出の背後にコーチ「ダンテボネッティ」はアルゼンチン人

公開日 : 2017年02月19日
最終更新 :
筆者 : 相川知子
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「ボティニのふしぎな冒険」アルゼンチン人コーチ錦織との経験を語る、

Argentina Open のマルセロ アンドロエット記者が代表取材してくれました。http://argentinaopenatp.com/atp/es/content/el-fantástico-viaje-de-bottini

**スペイン語のオリジナルタイトルが「ニルスのふしぎな冒険」をもじっています。

 ボティニはテニス選手としては特出した記録はのこせなかったが、コーチとしては躍進中である。世界第5位錦織圭選手のコーチなのだから。

ダニエルボティニは魔法使いのおばあさんが出てくる童話の主人公であり、その台本は自身の能力と努力の賜物である。

フューチャー、チャレンジャー、サテライトに出場し、世界 827位の記録を残しただけであったが、アメリカのフロリダにあるNick Bolletieriのテニス学校で, 錦織選手と出会い、それから約7年間選手とコーチのタンデムは、途中元世界ランキング2位のマイケルチャンをパートタイムコーチに迎えながら、二人はチームとなり、錦織は世界ランキング5位に輝いた。

 アルゼンチンオープンのインタビューによると、ボティニは37歳。そして錦織選手との関係を語ってくれた。そしてサーキットでの旅の情熱を伝えてくれた。

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「圭との相性は」

トライアルの最初の数ヶ月はよく少しずつそして、お互いにたすけあった、始め良ければすべてよし、うまくスタートをきったのでその後もっと関係が進んだんだ。彼はすでに僕の仕事を学校で見ていたからね。もちろん結果がよかったのにも助けられたしね。お互いにうまくいくのがわかったので、そのままさらに信頼関係が進んだ。

「異文化衝突は」

文化的な障害はあった。ふたちともずいぶん違うからね。もちろんお互いにアメリカに長く住んでいていたからミックスなところはあったし簡単にはいかないことがおおかったが、会話を重ね、お互いにそれぞれを理解したことが大きい。

 一度メンドサへ連れて行ったことがあったよ。私たちの文化をどのような人間かをしってもらうためにね。アルゼンチン人だけではなく、南米の人間といっしょに過ごしてね。

かれはすでにアルゼンチンん人のマッサとジュニアでプレイしていたしね。・

「もう日本人化」

圭とだけではなく、いつも日本人といっしょにいって、日本食も食べて日本へいって、なれましたよ。ときどきそうですね。日本人のようになっているかも。

「日本での人気ぶり」

圭選手の日本での人気は過去3年間で最高の人気スポーツ選手に数えられることからわかるだろう。クレージーだよね。もちろん、日本人なのでセキュリティは問題なく、乱暴なことはなく、ただいく先々 ファンだけではなくカメラマンに付きまとわれるので、

食事にでるときには、帽子、サングラスなどほぼ覆面でいくような感じで大変。

2011年に始めた時は圭は98位、いっしょに成長して行っていますよ。

圭はもう十分な経験はあるから、後はマスター1000でかったり、ビッグ選手に勝って、その後はそれを維持することですよね。

私は自信を持ってもらうこと、そしてモティベーションを伝えています。

練習がつまらなくならないように、それから人生にはゲームだけではない、

ゲーム以外のいろいろなことがあること、そうじゃないと日本人はつい厳しくなりがちですからね。

私はサッカーはリベルプレートのファンなんで、試合ツアーの間に写真やビデオを見せたり、2年前にクラブ選手権で日本へいった時のチームだよ、など教えて情熱を分かち合って見せていますよ。圭がアルゼンチンのチームを選ぶならリーベルしかないと考えています。

この後、リーベルクラブがダンテと圭に「5」と書いてあるユニフォームを贈呈された。

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筆者

アルゼンチン特派員

相川知子

1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。

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