ケアンズオージーは他人の尻拭いはしない?
今月のお題は、“マナー&ルール”ということで、
ちょうど、先日、日本から来た友人と、ケアンズ在住の友人で集まった時、そんな話になった。
「オージー」といっても、多人種移民国家。田舎のケアンズとシドニーではまた異なる。
ここでは、ケアンズのオージーについてのことを書いている。
友人証言(1) レストランでの出来事
料理をオーダーしたが、なかなか料理が出てこない。
時間がかかるのはケアン ズでは普通だが、自分達以外は客は1組しかいない。
ついに、ビールを飲みながら 1時間まち、スタッフに聞きに行くと。キッチンは後片付けしてる。
オー ダーを取ったウェイトレスは、もう帰ってた。
友人「すいません。まだ料理が来ないですが?」
ウェイター「もう、キッチン片付けたよ」
友人「え?でも、オーダーしたし、ウェイトレスは途中で料理の確認にも来たし、1時間待ってるけど」
ウェイター「彼女(ウェイトレス)は、もう帰ったから分らない」
友人「え---?」
ウェイターからは、一言の「SORRY」も無かった。
しかし、ビールは、サービスしてくれたとか。
友人証言(2) 銀行での出来事
海外居住だけど、オーストラリアの銀行に口座を持っている友人。
銀行からの書類を見て、登録が間違っていて、税金を多く払ったことが分かり、銀行へ。
友人「すいません。書類みたら、私の登録間違ってるんですが」
スタッフ「あら、間違ってるわね。ちょっと書類を送った担当者Aに確認するわ」
と社内電話で、担当者Aに確認。
スタッフ「今,担当者Aに確認したら、あなたの口座を開設したのは、担当者B だったそうよ」
友人「でも、間違いが分ってるなら、変更して返金してもらえますか?」
スタッフ「担当者Bは、もう銀行を退職してるから、私には分らないわ」
結局、登録変更は出来たけど、登録ミスで払った税金は返金されず、
しかも、銀行スタッフは、口座開設時のスタッフがいないので、
「どうしようもない!」の一点ばり。
ここでも、一言も、「SOORY」なし。
友人証言(3) 移民局での出来事
海外に住む外国人である私達にとって大切な「ビザ」。
友人が永住権を申請した時のこと。
ビザを申請する場合、ケアンズの移民局窓口を通して、最終的にブリスベンの移民局に書類が送られる。
オーストラリアだから、仕事が遅いのは分りきってるが、何も音沙汰無いので、ちょっと心配になった友人が、移民局に聞きに行くと
友人「1ヶ月前に、申請書類出したけど、何も連絡が無いんですけど」
スタッフ「確かに 1ケ月前受取ってるわね。ちょっと確認するわ」
確認後
スタッフ「あなたの書類、無くしたから、もう1度書いてくれる?」
友人「?」
スタッフ「それから、手数料もらったの間違ってたわ、足りないから追加で払ってね」
友人「でも、書類を受取った人が案内した金額を払ったし、なんで無くなったの?」
スタッフ「さあ?私が受取ったわけじゃないから、分らないわ!」
と、書類紛失、手数料の案内ミスをしてたにもかかわらず、ここでも 「SORRY」なし。
日本人は、「SORRY」を使いすぎると言われるが、決して、謝ることをしないオージー。
他人の尻ぬぐいはしない?
謝ってばかりの日本人も、少しは強くなったの方がよいのかな?
*写真は記事とは関係ありません。
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