今が旬!この時期にお勧めの果物ポメロ

公開日 : 2016年12月26日
最終更新 :
筆者 : いりん
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常夏の島セブでは、一年を通し季節に大きな変化はありません。

乾季と雨季のはっきりしたマニラに比べ、セブは気候の変化もマイルドです。

でもそのセブで季節感を感じられるもの、それが「果物」です!

こちらに移住する前は、一年を通してマンゴーが食べられると思っていましたが、

実際に生活してみて、マンゴーにも旬の時期があることが分かりました。

もちろんどの時期でも、トロピカルフルーツがスーパーに並んでいますが、

旬の時期はお値段も安く、本当においしい果物が食べられます。

そして季節ごとに、スイカやマンゴーなどの一般的な果物から、

ランブータン、マンゴスチン、ランソーネス、ドリアンとエキゾチックな果物が楽しめます。

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この年末の時期にセブに旅行する方に一押しなのが、今日ご紹介するポメロ(Pomelo)です。

見た目はグレープフルーツですが、苦みが全くなく、爽やかな甘みとしっかりとした食べごたえのある食感が特徴です。

房の大きさを比較するため、大さじスプーンを並べています。3~4つの房で大満足の大きさ。

ポメロはグレープフルーツより一回り大きい柑橘類で、直径15~20cm、重さが1kg前後あります。

東南アジア原産で、日本のザボン(ブンタン)の仲間です。

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SMやアヤラのスーパーに行くと10月頃から1月頃にかけて、ワゴンに山積みになっています。

スーパーでは重さを計って販売するのですが、こちらは1つ66.20ペソ(約155円)です。

値札が付いていない時があれば、生鮮コーナにいる店員さんの所に持っていき、

"Could you weigh this?"(この重さを測ってください)とお願いしましょう。

"weigh"は「ウェイ」と発音し、重さを測るという動詞です。

"weight"「ウェイト」が「重量・重さ」というおなじみの名詞の単語です。

ザボンの一品種である晩白柚(ばんぺいゆ)。

こちらは日本のスーパーで見かけた晩白柚です。

ポメロは大きさこそ晩白柚に劣りますが、味も触感も似ているようです。

かなり厚い皮に包まれており、ナイフで十字に切れ込みを入れ手でむいていきます。

果肉部分は、皮をむく前のグレープフルーツ程の大きさがあります。

スーパーではすでに皮がむかれ、房から出されたものをパック売りにしていることも。

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私のお気に入りの購入場所は、ローカルの市場です。

こんな風に外皮だけがむかれて、3個入りで販売されています。

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お値段3つで100ペソ(235円)!スーパーと比べるとお安い。

冷蔵庫で冷やして食べるとまた格別です。地元では塩と一緒にいただくこともあるそうです。

そしてお気に入りのもう一つの理由は、房の袋からむきやすいこと。

粒がしっかりしているので、つぶれることなくきれいに取り出せます。

選ぶ際のポイントは、同じ大きさならずっしりと重たい方を選びます。水分がありジューシーです。

グレープフルーツやみかんを上回るビタミンCが含まれており、抗酸化作用による免疫力アップや美容効果も期待できます。

ぜひこの時期、セブの旅行の際はポメロを探してみてください。

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