地震復興のシンボル"紙の大聖堂"カードボードカセドラル
イギリスからの移民が40年かけて建設した、クライストチャーチのシンボル
"クライストチャーチ大聖堂"2011年2月の大地震でその70%が崩壊してしまいました。
"仮設大聖堂建設"に名乗りをあげたのが日本人建築家"板茂(ばんしげる)氏"
彼は数多くの被災地で仮設住宅や教会などを、特殊加工された"紙管"を使い制作したことで知られています。
2013年8月、予定よりも1年半遅れてようやく完成しました。
700人収容可能なこの"紙の大聖堂"は、98本のカードボードチューブ(紙のチューブで1本が20メートル、120KG)を使っています。
中に入ると外の明かりがカードボードチューブの隙間から入ってきていてとても明るく、そしてモダンな感じがしました。この明るさがこの街の"希望"を表しているような気がします。
耐久性50年と言われ、この先少なくとも10年は"仮設大聖堂"として利用していく予定です。すでに10月以降にはニュージーランド人気歌手のコンサートも開催されることが決まっています。教会としてだけでなく、コンサートやファンクションの会場としても積極的に利用してアピールしていくのでしょうね。
日本人を含む尊い185人の命が奪われたクライストチャーチ大地震。復興へ歩んでいるこの街の"希望のシンボル"それがこの"紙の大聖堂"カードボードカセドラルなのです。
場所:Cnr Madras&Hereford St
バスエクスチェンジから歩いて10分
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